本日は平成最後のクリスマス。
クリスマスに元号もないものですが、テレビなどでもさかんに平成特集が組まれ、なんとなく節目間が漂っていますね。
大人になって、なおかつ田舎で住んでいる身となっては、なかなかクリスマスって実感しづらくもあります。
スーパーやコンビニぐらいでしょうか。ショッピングモールやお店がもう少しあればクリスマスムードの高まるかもしれませんが。
昨日のイブは特にクリスマスらしいことはしていないのですが(それでもケーキやチキンのもも焼きなどは食べました)せめて映画ぐらいクリスマスムードを楽しもうと。
昨日はロバート・ゼメキス監督の「ポーラー・エキスプレス」という映画を観ました。
いままで、特にクリスマスの日にクリスマスらしい映画を観るってことはなかったのですが、これがなかなか良かった。やっぱりその日に観ると雰囲気が増すのでおすすめ。
本日のクリスマスは有名なものから、あまり知られていないものまで、特に家族で観るのにおすすめなクリスマス映画をご紹介したいと思います。
(紹介する映画は2018年現在、amazon videoでレンタルできるものばかりです。)
【アマゾンビデオレンタル可】家族で楽しめるクリスマス映画5選
1.ポーラー・エキスプレス
名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで有名なロバート・ゼメキス監督のクリスマス映画「ポーラー・エキスプレス」。
サンタさんを信じない男の子の元に、クリスマスイブの夜中、北極行きの機関車ポーラー・エキスプレスが到着します。
中には子供達が大勢乗っており、皆を乗せたポーラー・エキスプレスはサンタさんのいる北極圏へと向かう話。
私が昨晩のクリスマスイブの映画に選んだ作品。
3DCGのアニメ作品ですがロバート・ゼメキスの手によって大人もワクワクハラハラするファンタジーに。
CG作品ですが、トム・ハンクスが顔もそのまんまでポーラー・エキスプレスの車掌役を務めています。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズに通じるような、ドキドキ感や面白さを兼ね備えつつ、クリスマスのファンタジーとして上手く仕上がっているのは見事。
家族みんなで楽しめる作品として、まず第一番におすすめしたいクリスマス映画です。
2.ホーム・アローン
この前(2018年の年末)夜テレビでも放映されていたので見た人も多いのではないでしょうか。
クリスマスの日、両親のうっかりで家族旅行から取り残されて家で一人過ごす羽目になったケビン(マコーレ・カルキン)。
一人でどうにかこうにかやっていこうとしますが、そんな彼の家を狙う泥棒が。
そのことに気づいたケビン。家族は誰もいなく一人っきりの中、色々な仕掛けを使って泥棒を撃退していきます。
私が小さい頃など、冬には必ずと言っていいほどテレビで放映されていました。調べたところ「ホーム・アローン」シリーズは5まで作られているみたいですが、マコーレ・カルキンが主演の1、2が一番よく放映されていますね。
これも家族で楽しめるクリスマス映画。特にドタバタコメディの要素もあるので皆で笑いながら楽しめるのではないでしょうか。
テレビで見慣れているせいか、日本語吹き替えの版で青野武さん(泥棒役の人の吹き替え)の声が一番馴染み深いです。
現在のマコーレ・カルキンがホーム・アローンの設定そのままにグーグルのCMを演じるというのもあります。
一時にくらべて、だいぶ小綺麗になった感じ。マコーレ・カルキンは大人になってから「パーティー★モンスター」という映画でも主演を務めていますが、かなり狂気に満ちた演技をしていました(クリスマス向きではないですが、この映画もかなり面白いですよ!)。
3.グレムリン
これも私の小さいころにはしょっちゅうテレビで放映されていた名作。
チャイナタウンでクリスマスプレゼントとして買われたモグワイという生き物。
モグワイを飼うには3つのルールがあり「光にあててはいけない」、「水をかけてはいけない」、「真夜中(12時過ぎ)に食べ物を与えてはいけない」。
プレゼントされた主人公のビリーはモグワイにギズモという名前をつけ可愛がるのですが、ひょんなことからルールを破ってしまい大惨事に。
大人になってから観るとなかなかのグロさもある作品。でもこれも家族で楽しめるレベルだと思います。
私はクリスマスの時期が近づく度に、この「グレムリン」内で語られるヒロインのケイトが語るお父さんの話を思い出します(かなりブラック)。
ケイトのお父さんはクリスマスの日に失踪しました。数日後煙突からサンタの格好をして息絶えたお父さんが。煙突からサプライズで出てこようとして、誤って首の骨を折ってしまいそのまま数日そこに詰まっていたという話。
ものすごく印象に残っていて、毎年かならずこの時期になると思い出します。
正直その部分はかなりブラックだし、かなり黒い部分もあるのですが、毎年クリスマスシーズンになると「グレムリン」の1を観たくなるんですよね。
小さいころテレビで観たことがあるという人も、大人になって観るとまた違った面白さがありますよ。家族みんなで楽しむとともに、現代っ子に「グレムリン」の衝撃を与えるのも一興かも。
4.ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
【おすすめ】ティム・バートン監督らしさが光る映画作品ベスト5という記事にも書きましたが、私はティム・バートン監督が大好きです。
ハロウィンタウンの王様ジャック。普段から怖がらせることが仕事なのですが、ある日クリスマスの街に迷い込みます。
初めて見る美しくてキラキラするものばかり。そうだ、自分たちもクリスマスをやってみようということに。
しかし、ハロウィンタウンの住人はこれまで人を怖がらせることしかやったことがありません。なんとか自分たちなりのクリスマスを作り上げていくのですが一騒動に。
この「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」は厳密にいうとティム・バートンの監督作品ではないのですが、制作や原案にかかわっています。
ストップモーションアニメという手法を使い、人形たちが活き活きと動き回るミュージカル映画。
ティム・バートンの相棒とも言えるダニー・エルフマンの音楽が怪しくも美しく、不思議なクリスマスファンタジーを彩ってくれます。
「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」はハロウィンにもクリスマスにも合う映画かと思います。
ディズニー映画ですし、ファミリーでも楽しめると思いますが、あんまり小さい子だとこの世界観にはまるかどうかは微妙。
小学校中学年以上ぐらいでしたら家族でみるのもおすすめな映画です。
5.クランプス 魔物の儀式(ホラーファンタジー)
これは家族で観るという趣旨ではちょっと番外的なノリで。かなりホラーなクリスマス映画です。
クリスマスの日、家族団欒ではなく、気の進まない親戚たちと過ごさなければなりません。
主人公の男の子はつい「クリスマスなんていらないや」と思ってしまいます。
しかし、その願いは叶うことに。邪悪な何かが猛吹雪の中に一家を閉じ込めます。その時おばあちゃんは過去に起こった忌まわしい事実を語りだすことに。
なかなか骨太のホラー。スプラッター要素がないので一応家族でも観られるホラーファンタジー映画として作られているような気配はあります。
クランプスとはサンタさんの対局の存在のよう。ヨーロッパで語り継がれている伝説で、悪い子にはクランプスが罰を与えにくると言われています(西洋版のなまはげみたいなもの?)。
かなり恐ろしい要望をしていますが、サンタさんのモデルとなっている聖ニコラウスの付き添い人という側面もあるそうな。
「クランプス 魔物の儀式」で出てくるのはクリスマスムード満点なビジュアルに仕上がったクランプス。
おそらくこの映画を観た子供は、悪いことは絶対しないでおこうと思うぐらい、インパクトのあるホラー映画です。
もちろんホラー嫌いのお子さんもいるでしょうし、家族で観る場合はご注意を(ファンタジーな仕上がりですが結構怖いですよ)!
【まとめ】クリスマスに家族で映画を観る楽しみ
今回紹介したのは家族で楽しめることを念頭におすすめしたクリスマス映画です。
「ラブ・アクチュアリー」をはじめ大人向けなクリスマス映画は他にも色々ありますが、今回は家族で観るということに焦点を絞って選んでいました。
今の時代、アマゾンビデオなどの映画サービスでレンタルビデオ店に行かずともストリーミングで楽しめるのは本当にいい時代。観たいタイミングに楽しむことができます。
なかなか家族揃って映画を観るってことも、昨今では難しくなってきているかもしれません。
クリスマスぐらいは家族みんなで、一つの作品を観ながら、感動や楽しみを共有するのもいいなぁと思います。
暖炉を囲むかのごとく、テレビを囲みながら。大人も子供もクリスマスムードを楽しめる映画を観ながら聖夜を過ごしてみてください。
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