先行き不安なニュースが多い昨今、コロナの影響で外にも行けず、せめて家の中でパァーッと気が晴れるような何かが欲しくなります。
そんな中、昨日ツイッターで「#気が滅入る状況を忘れさせてくれる映画」というハッシュタグがトレンド入りしていました。
「パイレーツ・ロック」
60年代を舞台に、イギリスの海上ラジオ局で繰り広げられる、音楽を愛する陽気なDJたちの映画。
当時の音楽、ファッションがとにかくかっちょいい!独特のセンスとポリシーに観ていてスカッとする映画でおすすめです!#気が滅入る状況を忘れさせてくれる映画 pic.twitter.com/sK67FmZkjl
— 寝る前読書のススメ@読書垢 (@nerumaedokusyo) April 6, 2020
みなさん、それぞれに気が滅入るような世の中でも、この映画を見たらスカッとするといった推し作品を紹介。
そんなか、これまで観てきた中で「この映画を見たらスカッと気が晴れる」といった作品を厳選してご紹介したいと思います。
気が晴れる、スカッとする映画10選+1
パイレーツ・ロック
1960年代を舞台にした、海上ラジオ局の物語。この時代のイギリスはロックなどの音楽に厳しく、そんな中で出現した海上海賊(法律的にグレー)ラジオ局の物語です。
とにかく、出てくる音楽やファッション、そして癖の強い役者さんたちがかっこいい!
ノリや展開もいいし、政府に立ち向かう音楽を愛するDJ達の姿にグッとくるし、スカッとして気が晴れます。私の好きな俳優ビル・ナイが出てくるのもたまらない!
難点といえば、現在のところなぜかアマゾンでは吹き替え版しか配信されていません。Netflixだと字幕版があるので、できればそちら観て欲しいです。
CHEF シェフ 三ツ星フードトラック始めました
一流料理人ながら、ふとしたことで店を辞めてしまった主人公。キッチンカーで自分の作りたい料理を作りながら、アメリカを旅する陽気な映画です。
出てくる料理の数々、それをガタイのでかい人たちがばくばく食べる。どれもこれも美味しそうだし、それに合わさる音楽も陽気ですごく楽しい映画!
主演、監督はアイアンマンの監督のジョン・ファヴロー。ちょっぴり太っちょのファヴローが、うまそうなものを色々作るというだけでも、観ていて気が晴れてきます。
このスピンオフ的なドキュメンタリーで、Netflixで配信されている「ザ・シェフショー」も合わせておすすめ!
参考:ザ・シェフ・ショー〜アイアンマンの監督の料理番組が面白い!
マンマ・ミーア・ヒアウィーゴー
大ヒットしたマンマ・ミーアの続編。最初のやつも好きなのですが、私的にヒアウィーゴーの方が展開やノリがスカッとして好きです。
こちらも陽気な音楽、エーゲ海のうっとりするような景色、コメディーテイストな展開に頭空っぽにして楽しめる映画!
1の主人公、メリル・ストリープがあんまりでてこないところが難点ですが、それでも有り余るほどの魅力がマンマ・ミーア・ヒアウィーゴーにはあります。
参考:「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」ハッピーになれる映画!
キングスマン ゴールデン・サークル
大ヒットしたキングスマンの続編。マンマ・ミーアと同様に、こちらも続編の方が好きな作品です。
キングスマン ゴールデン・サークルの方がノリや展開、そしてアクションがぐんと良くなっています。
例えて言うなら、007を真面目にバカバカしくした感じ。妙に気取った感じもなく「お前達こう言うノリ好きだろ!俺も好きだぜ!」って作り手側の気持ちが伝わってくるような感じがします。
ド派手なガジェットから繰り広げられる大掛かりなアクションシーン。バカバカしさもありつつ、こういうド派手なのを見ているとスカッと気が晴れてきます。
ヘア・スプレー
気を晴らしたい、スカッとしたいというときには音楽が沢山あって明るい映画がいいですよね。このヘア・スプレーはまさしくそれ。
ミュージカルテイストの作品で、始終明るいし、観ていてワクワクするようなダンスも盛りだくさん。
なぜかジョントラボルタがお母さん役なところもご愛嬌。特殊メイクで太っちょながら、キレのある演技が魅力的です。
気分が落ち込みがちな時、気晴らしにぜひ見ていただきたい作品。
霊幻道士
30代、40代の方には子供の頃爆発的にキョンシーが流行った記憶がある方もあるのではないでしょうか。私も小さいころ大好きで、最近になって見直したのですが、今でも十分に楽しめました。
基本的にはコメディーなノリなんですが、カンフーアクションや道士の道術を駆使した戦いなど、今見てもワクワクします。
キョンシー映画は数多ありますが、その中でも一押しなのはやはり霊幻道士でしょう(逆をいえば、他のキョンシーシリーズは今見るとちょと微妙かも)。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
レオナルド・デカプリオ主演の金融を舞台にしたドタバタ映画。
金融を舞台というと、金に汚かったり、ギスギスドロドロといったイメージを持たれるかもしれませんが、このウルフ・オブ・ウォールストリートは始終アホみたいな展開で、ドッタンバッタン場面が変わっていきます。
主人公は悪い奴っちゃぁ悪い奴なんですが、どこか抜けてる感じもいい。とにかくFU○Kというセリフが出てきて、トータル506回と新記録を樹立したそう。
ある意味スカッとするほど欲望に忠実、ギラギラなところが、鬱屈した気持ちを発散させてくれるかと。
ハング・オーバー
いまいちメジャーになりきれていないけど、ものすごく面白いコメディー映画。もっと評価されていいはず!
結婚式の前日、新郎は男友達だけで深酒します。その翌日、新郎が消えている、見知らぬ赤ちゃんがそばにいる、そして部屋には虎が!一体昨日酔っている間に何が起こったのか?
海外コメディーって好き嫌いが分かれるところですが、ハマれば大笑いできる映画です。全部で3作作られていますが、どれも傑作。回を進むごとに、やらかし具合が派手になっていくのも魅力。
馬鹿馬鹿しいコメディーで大笑いして気を晴らしましょう!笑う門には福来る!
オーシャンズ8
オーシャンズシリーズの主人公全員が女性バージョン(一応これまでのシリーズとつながりはあるけど、続編というわけではないのかな?)。
スカッとする展開の映画といえば、オーシャンズでしょ!中でもクールビューティーな女性たちがかっこ良く立ち回り、それぞれの特技を活かして壮大な盗みの計画を実行するオーシャンズ8はまた違った良さがあります。リアル峰不二子みたいな感じもしていい!映像のセンスもよく、目にも麗しい作品。
展開もサクサク進み、だるいところもなく、観ていてすっきり気が晴れる映画に仕上がっています。オーシャンズ11とかを好きな人には、ぜひこの8もおすすめです。
参考:おすすめ痛快映画「オーシャンズ8」女優さんたちが超絶格好いい!
マッド・マックス 怒りのデス・ロード
アクションシーン満載で、気が晴れる映画の中でも一押しなのがマッド・マックス 怒りのデス・ロード!マッドマックスシリーズは他にもありますが、断然怒りのデス・ロード推し!めちゃくちゃ面白い映画で、いろんな人にすすめまくってます。
シンプルっちゃシンプルな展開で、荒廃した世界の中、悪い奴らから車で逃げ続けるだけの展開なのですが、映画の最初っから最後まで痺れっぱなし。何が痺れるかって、ノリがやばい。ヒャッハーってノリとビビットな映像で繰り広げられるカーアクションは、観たことないようなスカッと感を味わえます。
できれば、スマホやタブレットでなく、大きな画面で見て欲しい映画。大画面の方が、その迫力を満喫できるし、観終えたあと「あーすっきりした!」と気が晴れるはず。
男臭い映画でもありますが、鬱屈した気分解消にはもってこいの作品です!
【番外編 今おすすめしない映画】シャイニング
番外編として、今のコロナ自粛の中でおすすめしない映画は何かというと「シャイニング」です。ジャック・ニコルソン主演の名作ホラー。
なんで今おすすめしないかというと、メインのストーリーが、雪山のホテルに一冬閉じ込められた(シーズンオフの間ホテルの管理人を務めるという仕事をしている)ジャックが、徐々にストレスでおかしくなっていくところが見所だから。
外に出られないストレス、自分のメインの仕事(小説家)がスランプで上手くいかないストレスで、徐々に狂気の道へ。
今のコロナ自粛の中で、閉ざされたホテルの中で狂気に染まっていくジャックを見ると、なんだ他人事には思えず、気が晴れるどころか滅入ってしまうかも。今の時期に観るには「シャイニング」はおすすめしません。