時には映画の話でも。
映画の中でもスカッとするタイプの作品っていいですよね。
格好いい主人公が、スパッと悪を退治したり、難題を解決したり。
心情的なものが描かれている作品も面白いのですが、そういうのがあまりなくとにかく流れとリズムと格好よさで魅せてくれるそんな痛快な映画。
007とかってそういうタイプにはいるかと思います。
さて、先日観たのが「オーシャンズ8」。人気シリーズのオーシャンズシリーズの新作。つい最近レンタル化されていたので観てみました。
これがなんともスカッとするタイプの映画で、痛快。最初っから最後まで気持ちのいいテンションで進行していくのがたまらない。
本日おすすめするのは、格好いい美女たちが豪華な宝石を盗み出す、怪盗系映画「オーシャンズ8」の紹介です。
痛快怪盗映画「オーシャンズ8」格好いい美女たちが大活躍
主演のサンドラブロックが格好いい!
詳しいあらすじは省きますが、簡単に言えば様々な特技を持った女性たちの怪盗集団が、カルティエのめちゃくちゃ豪華なネックレスを盗み出そうとする映画。
主役を務める女優さんがなんとも素晴らしい。
主役はサンドラブロック。前作までの主人公ダニーオーシャンの妹デビー・オーシャンという役どころ。
このサンドラブロックがべらぼうにかっこいい!お歳は50歳を超えているのに、セクシーさと格好よさが半端じゃない。
ダニーオーシャンはジョージクルーニーがつとめ、こちらも渋格好よかったですが、その妹という設定だけあって同じような空気感がいい。
デビーオーシャンの相棒を務めるのはルーミラー。演じるのはケイト・ブランシェット。この人も金髪のクールな感じが格好いい。
サンドラブロックとケイト・ブランシェットが二人画面の中にいるだけで、ため息がでるような美しさと格好よさに包まれます。一挙手一投足が画になる!
映画って、ストーリーももちろんですが、俳優さんや女優さんの力量によるところも多い。
「オーシャンズ8」においてはこの二人を怪盗の主人公に持ってきたのは大大大正解だと思います。
アン・ハサウェイが美しすぎる
もう一つ、わたし的にたまらなかったがアン・ハサウェイ。
本作でカルティエのネックレスを盗むために利用される女優ダフネ・クルーガーを演じています。
海外の映画で好きな女優さんはたくさんいますが、ことに「顔が最も美しい女優」といえばアン・ハサウェイが一推し。
アン・ハサウェイって色々映画に出てます。ファッション業界に勤めたり、不思議の国のアリスの白の女王やったり、キャットウーマンやったりと。
そんな中で、この「オーシャンズ8」では女優役。女優といえばゴージャスで美しいそのまんまの役柄。最初っから最後まではち切れんばかりの美しさ。
アン・ハサウェイの役どころって綺麗なんだけれどもちょっとクセのある感じの役が多い気がするので、こういうシンプルに美しい姿が見られるのはたまりません。
これまで観てきた映画のどれとも違う、ただただアン・ハサウェイの美しさゴージャスさを思う存分楽しめました。
ヘレナボナムカーターもいい味出してる
ティムバートン好きとしてはヘレナボナムカーターの活躍も見過ごせません(二人は以前パートナーでした。現在は破局した模様)。
「オーシャンズ8」ではゴスっぽいファッションデザイナー役。
この人、こういうトリッキー、ゴスっぽい、奇天烈な役やらせるとなんでこんなにもハマるんでしょうか。
今回もちょとと自信なさげで神経質そうで困窮してるけど、才能あふれるデザイナー役というのを見事に演じきっていました。
こういう役ばかりかと思うと「英国王のスピーチ」では英国王妃の役柄を演じるなど、しっとりした役もいい。味のある女優さんです。
「オーシャンズ8」展開がシンプルな痛快映画
他のオーシャンズシリーズにも言えることですが、本作も展開のシンプルさが痛快で気持ちよかったです。
「登場人物たちに抱えるものやバックグラウンドがあって、、、」とかそういうものが全然ない。
カルティエのネックレスを盗む理由も「お金になるから」。動機はこれでいいのです。あとはそれぞれのメンバーの得意分野を生かし、いかにして盗み出すかというところで見せてくれれば十分。
最近、下手に動機だったり登場人物たちの抱えるものなんかを描きすぎて、全体の流れとして気持ちよくない作品なんかもありますが「オーシャンズ8」は最後までテンポよく楽しめる痛快映画でした。
心理描写や人間味などを描く映画も好きですよ。でもアクション映画だったり、こういう作品はとにかく展開がシンプル、かつ格好いいと感じられるものを好みます。
感想としては「格好いい不二子ちゃんがいっぱい」
「オーシャンズ8」の感想としてはルパン3世の不二子ちゃんがいっぱいいるなって思いました。
ゴージャスで美しい、でも格好良さもある不二子ちゃん。それが何人も大活躍。不二子ちゃんなんだけれども、それぞれにそれぞれの良さがキラリと光ってる。
特に、サンドラブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイの3人はいい意味で超弩級の不二子ちゃんだったなと。
下手に男性メンバーがいないところがいいのかもしれませんね。ここに男性が入ると恋愛沙汰だったり、ヒエラルキーの問題(きっとこき使われる設定が加わる)だったりでシンプルさが失われそう。
素晴らしい女優さんたちが大勢出演。その女優さんたちがお互いを引き立てる演技をしている。ストーリーもシンプルで最高!娯楽作品としてこれ以上ないような痛快映画に仕上がっています。
特に、格好よくて美しい女性が好きな方には是非ともおすすめです。