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台風からの停電断水に備えて事前に必要な10のこと

ペットボトルライフスタイル

昨日(2018年9月5日)の台風21号はすさまじかったですね。みなさんご無事だったでしょうか。

特に大阪、神戸のほうはネットやワイドショーなどでも衝撃的な映像がたくさん放送され、改めて自然災害の恐ろしさを痛感させられました。

私の家も雨樋が壊れたり、ひさしに使われているトタンが剥がれたりと軽微ながら被害が。朝から片付けや大家さんに電話などあたふたでした。

また、関西や東海地方を中心に大規模な停電や断水も発生。普段当たり前の生活がどれだけ電力に頼っているかということを思い知らされます。

これだけの規模の台風はそう何度も来てほしくないですが、普段から台風の事前準備の必要性を再認識しました。

今回の台風で、準備として必要だと思った10のことを、備忘録として記したいと思います。

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台風や停電や断水時に必要なものは?準備しておくべき10のこと

断水時に必要な飲み水を貯めておく

ペットボトル

毎日の生活に必要不可欠な水。断水時にはそれが手に入らなくなり、日常生活に多大なる不便がかかります。

断水に備えて空ペットボトルなどにあらかじめ貯めておくのをおすすめします。台風が接近する前に、空のペットボトルに水をためておいたおかげで、一時断水状態になりましたが、なんとかしのぐことができました。

普段からいざという時用にせめて4リットル分ぐらい(二人暮らしで1日断水想定。家庭の人数×2リットル)の容量の空きペットボトルを用意しておくことをおすすめします。飲み水は必要不可欠なものなので、まず第一に確保して欲しいもの。もちろん、備蓄用の水があればそれでも大丈夫です。

飲み水の確保など当たり前の準備のように見えて以外と怠りがち。台風の影響などで断水が続く時にコンビニやスーパーに行っても、飲み物が売り切れることもおおいと思うので、あらかじめ準備する習慣をおすすめします。

断水に備え下水用の水を貯めておく

お風呂

普段からいざという時にそなえ、お風呂を使った後お湯を翌日まで貯めておくのもおすすめです。

台風で停電や断水になるとトイレが使えなくなる場合が多いです。水が流れないと出したものが流せない。下水用の水も必要不可欠なのに、以外と見落としがちです。

お風呂の水を貯めておけば、断水した時でもトイレを流すことができますし、飲み水との使い分けにもなるのでいいでしょう。

停電、断水時の水の流し方は、各便器メーカーによって違うので、いざという時に備えてあらかじめ使用方法を確認しておくことをおすすめします。

また、お風呂からトイレまで水を運び流すように、あらかじめバケツや柄杓があると便利かと思います(以外とバケツや柄杓のない家庭も増えてきている。柄杓の代わりはペットボトルでも代用できると思います)。

トイレに関して言えば、最近100均などでも携帯トイレが売っています。一回しか使えませんが、どうしようもなくなった時用に備蓄しておくのもいいかもしれません。ただし、100均の携帯トイレは大に対応していない場合があるので、我が家ではそれにも対応した「驚異の防臭袋 BOS (ボス) 非常用 トイレ セット」を災害用に備蓄しています(参考:100均(ダイソー)を利用しリーズナブルに防災グッズを揃える)。

停電時に必要な電気類を用意しておく

停電に備えて懐中電灯を

これは停電時に必要となる、懐中電灯や電池、ラジオ、バッテリーなどを指します。

最近ではスマホについているライトを懐中電灯がわり使う人が多いですが、いざ災害時の時には普通の懐中電灯に頼ったほうがいいかと思います。

停電はいつまでつづくかわからないので、スマホは情報収集や安否連絡用に必要となるので充電を残すことをおすすめします(懐中電灯がない場合は迷わず使ったほうがいいでしょう)。

以外といざってときに懐中電灯がつかないってことも多いので、普段から予備の電池備蓄を。

また、停電時の懐中電灯の使用はランタンのような機能がある方が便利です。広範囲を照らすことができるので、部屋の中央に置いておくと安心感が違います。

ポータブルラジオなども台風などの停電時に効果を発揮します。いざ必要となった時に電池で稼働するラジオを持っておくこともおすすめ。最近ではラジオに手まわし充電やライトも一緒になったものがあるので、こちらも防災用に一つあると心強いです。下記の懐中電灯などは、USB経由で携帯やスマホ充電もできるようなので、高機能タイプのものはより便利かと。

それとモバイルバッテリーがある人は事前に充電をお忘れなく。台風の時にはとかくスマホで情報収集しがちです。いざ必要という時にバッテリーがないという状態を避けるためにも、台風が接近するような時には、あらかじめの充電を。

今ではモバイルバッテリーを持っている人も多くなっていますが、持っていない人も災害用に一つ用意しておくと安心につながるでしょう。

長期間の停電に備えて、最近見直されてきているのが、車のシガーソケットなどから充電できるタイプのものです。車のエンジンさえかかれば、大規模停電になった場合でも、とりあえずUSBから充電できるのでいざというときのために一つあると役立つはず。

もちろん、台風が来る前に携帯、スマホ類、ノートパソコンなどのフル充電もお忘れなく!

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保存食を用意しておく

災害時に備えて缶詰を

これも台風だけなく、地震やいざという時の災害にそなえて備蓄をおすすめします。量としてはだいたい3日分くらいは必要かと。あれば安心感が違います。

できるだけ、水や火をつかわなくても食べられるものがいいのではないでしょうか。

缶詰、おかし、乾パン類は賞味期限ともに効果が高いです。特に普段よく食べる缶詰などは、あらかじめ多めに買っておくなどいいかもしれません(我が家では鯖缶やシーチキンをよく使うので、常に数個ある感じです)。

最近ではカップラーメンを水で食べる方法(水で15〜20分ぐらいもどす)もあるので、カップ麺も多め買いで。

あると便利なカセットコンロ

うちは田舎の方なのでプロパンガスなのですが、都市ガスなど家庭では災害時にガスがとまる可能性もあります。

これもいざという災害に備えて、用意しておくといいでしょう。

災害用だけでなくとも、夏のアウトドアや冬の鍋など結構日常で使える場面も多いのでおすすめです。

冷凍庫に保冷剤を入れておく

これは停電時に結構効果的です。普段から冷凍庫に幾つかの保冷剤を。毎年台風が発生すると、必ず一度は停電がおこるもの。そんな時に保冷剤は心強いです!

よく言われるのが、冷凍庫はなるべくものが詰まっていた方が冷えがいいということ。新しいものを入れた時、周りの冷えたもののおかげで、冷たくなるのが早くなるそうです。

たとえば停電時、保冷剤などがあれば周りの冷凍製品のとける時間をのばすことが期待できます。

また、停電時に保冷剤を冷蔵庫の上の方に入れておけば、冷気が下へと下がっていくので、こちらも保冷延長効果が期待できます。

保冷剤はあまり長時間の停電には効果がありませんが、それでも数時間程度のものならば冷蔵庫の中のものがパーになる不安を軽減できるでしょう。

(長期の停電後は食中毒にご注意ください。冷蔵、冷凍食品ともに火を通す、不安なものは破棄するなど勇気も必要です。)

避難場所を把握しておく

地図

みなさん、自分の家の地域の避難場所をご存知ですか?案外知らない人もいるのではないでしょうか。

近年の異常気象で、想定外の豪雨や台風が起こっています。特に今回のような猛烈な台風が来る場合にはあらかじめ避難する勇気も必要です。

普段から市や地域の災害マップなどを貼っていればいいのですが、押入れなどにしまいこんでしまうといざって時に困る場合が。ホームページなどで掲載されていればいいのですが、市町村のホームページはそういう情報がわかりづらい場合があります。

いざって時はいつやってくるかわかりません。台風など事前にくることがわかっている災害の場合は、被害がでる前に避難場所のチェック、そしてどういう時なら開設されるかなど必要な情報をあらかじめ知っておいてください。

雨戸を閉め、カーテンも閉め、窓には近づかない

ガラスが割れる

雨戸を閉める。台風の時にこれをするのとしないのでは、飛散物があった時にめちゃくちゃ違います。

今回の台風でも、強風でものが飛んできて窓ガラスが割れるという動画を見ました。雨戸さえあれば、被害が大分軽減したかもしれません(追記ですが、この後に来た台風で我が家のガラスが割れました。その備えも記事にしたのであわせてどうぞ>>【台風24号】強風で窓ガラスが割れた実体験からの対策と備え)。

もしかしたら、マンションなどには雨戸がない可能性も。

そういう場合は、台風時にはカーテンを閉め、窓に近づかないことです。万が一、台風時の飛散物で窓が割れてもカーテンなどで室内へのガラス破片飛び散りが抑えられる可能性があります。

材料があれば窓ガラスの内側をダンボールで覆ったり、養生テープでユニオンジャックのように貼っておくだけでも、ガラス飛散を抑える効果はずっと高まるかと。

台風時は何が飛んでくるかわかったものではありません。雨戸を閉め、カーテンも閉め、なるべく窓から離れて暴風がすぎさるのを待ちましょう。

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普段から車のガソリンを満タンにしておく

ガソリンスタンド

これは見落としがちかもしれませんが、大規模な災害になった場合、ガソリンスタンドが通常のように機能するとはかぎりません。

車が動けば、一時的によその地域に避難できたり、買い出しに行けるのにガソリンが足りないばかりに困ったことになる可能性もあります。

特に地方において、いざって時の車は必要不可欠。車さえあれば、多少遠くの地域へ買い出しへも。

台風が近づきそうならば、車のガソリンを満タンにする習慣づけを。もしくは普段から満タン習慣があればいざってときでも安心です。

娯楽を用意しておく

これは必要とはちょっと違いますが娯楽の道具も何かしら用意をおすすめします。停電時ははっきりいって退屈します。

台風ピーク時はそれどころではありませんが、台風が去っても停電が回復するとはかぎりません。

あらかじめ本や携帯ゲームなど手元に置いておくと、停電時でも暇がつぶせます。

私は今回の台風に備えてあらかじめアマゾンビデオで映画をダウンロードしておきました(超高速参覲交代リターンズ)。

停電時はエアコンも止まって暑苦しかったりと不快なことも多いです。せめて映画でも見ながら、回復を待つのも手ではないでしょうか。

日頃から停電、断水時に必要なものを把握する

色々と、台風などの災害で、停電や断水時に必要なものを紹介してきました。これらは最小限のものなので、一度ご家庭ごとで必要なものを把握する作業をしてみてはいかがでしょうか。

家族構成、年齢、性別によって必要なものが大きく変わってくるはずです。人によっては予備のメガネや常備薬など、いざって時にそれがないと困るというものを思い出してみてください。

みなさんも今回の台風で、あらかじめ準備することの必要さを痛感された方も多いと思います。「天災は忘れた頃にやってくる」と言いますが、覚えているうちに日頃から備えておきましょう。

それぞれが、それぞれに必要なものを常日頃から意識して。そしていざという時にそなえて準備しましょう。

関連記事:100均(ダイソー)を利用しリーズナブルに防災グッズを揃える