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台風などの災害時に会社(仕事)を休む意義

台風に外に出ると危険 徒然思う

先日の台風21号(2018年)では関西を中心に広大な地域が被害を受けました。その傷も冷めやらぬ中での今日の北海道の大地震。被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

昨日台風に備えての記事を書きましたが、今日の大地震を見て常に日頃からの準備の大切さを痛感させられました。

まだまだニュースなどで全容がわかっていない状況。少しでも早く、復興や回復のめどが立てばと思います。

今回の台風21号に関してですが、あらかじめ鉄道会社が運休のお知らせを出していました。

そのこともあり、関西を中心に多くの企業や学校が休業措置をとることに。

メディアなどでも多く報じられていましたが、今回看板やビルの壁面など多くの飛散物がありました。もしこれが、各会社など休業措置なく、ビル街などに出勤せざるを得ない状況であったならば、さらなる人的被害が出ていたかもしれません。

今回の教訓を受け、台風などの災害時における働き方や休む意義について考えてみたいと思います。

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台風時は社会的に影響力の大きい会社から休むべし!

台風の時は思い切って会社を1日休むということ

私の知り合いなども、今回の台風21号では多くの人が会社がお休みとなっていました。その中には経営者の人もいましたので、休み措置をとるということは仕事や売り上げに響いたことだと思います。

経営者の方の立場から見れば、たとえ台風と言えども1日休みなっても人件費は発生するし、売り上げは出ないしで会社として損害は発生します。

しかし、仮にこのような大型台風の中、出勤した場合どのようなことが想定されるか。

まず、従業員の方が怪我をした場合、その補償や休業中の手当てなどでかなりの出費が考えられます。21号のような大型台風、怪我を想定しないというのはよっぽどリスク管理ができない経営者ではないでしょうか。

また、仮に出勤し、定時まで働いたとしても帰りの電車がすべて運休しています。電車のみならず、バス運休の可能性も。タクシーなどで帰宅できる人はまだましで、できない人はホテルなんかに宿泊する羽目に。

帰れた人も、帰れない人も、心の中で「なんでこんな日に出勤しなきゃいけないんだ」というモヤモヤは残るでしょう。また、大変な中を会社に出勤、仕事した疲れは翌日に響かないとは限りません。

結果、次の日以降の仕事の能率が落ち、結果的に1日休んだ場合と比べても、大きく売り上げに響く可能性は考えられます。

1日台風などの災害で会社全体で休んだとしても、残りの日数でリカバリーできる働き方を考える。知恵を絞れば無理では無いはずなのです。

台風時、JR他各交通機関が休んだ意義

鉄道

今回の台風21号では、多くの会社が休業を決意した大きな要因として、JRを始め多くの交通機関があらかじめ休みを宣言したが大きかったと思います。

「会社に行けないのだから仕方が無い。休みだ!」これにつきます。

もしこれが、中途半端に午前中のみ鉄道運行などになっていたら。休業した会社はうんと減り、鉄道動いてるんだから出社してこいっていう空気が蔓延していたかもしれません。

様々な意見はあるでしょうが、安全対策なども含め、JRをはじめとした各交通機関の運休は英断だったと私は思います。

同調圧力の強い日本において「台風時、みんなで休めば怖く無い」

日本は同調圧力の強いお国柄。みんながやっているならうちもやらねばという空気があります。

今までの空気感では、台風ぐらいで休むなんてけしからんっていう空気がただよっていました。それも年配の人を中心に。

これだけ働き方改革とか過労死の問題が騒がれているのに、台風など災害時に出勤を半ば強制するとはなんたることかと思っていました。

しかし、今回の場合は、交通機関の運休がわかるや多くの会社が休みを宣言。その波紋は広がり、民間中小企業にいたるまで多くの会社のお休みにつながりました。

むしろ「こんなひどい台風の日に営業していたら、ひどい会社だと思われやしないか」って空気もあったのではないでしょうか。いい具合の同調圧力が働いていたような気がします。

私は自営業で、あらかじめ休むとは決めていたのですが、SNSなどで周囲の知人なども休みとしるとどこかほっとした気持ちがありました。「あっ、休んでいいんだ。」と。

まだまだ、どこか台風の日に休むことの後ろめたさみたいなものが自分にあったのでしょう。もしかしたらこんな日にも仕事している人がいて、急な電話やメールが入るかもしれないと。

今回の台風21号では、関西一圏が休みムードだったので、みんなそろって休んでいることに多くの人が心の中でほっとしたのではないでしょうか。

1日休んだぐらいじゃびくともしない働き方を

ある種、今回の台風からなにか働き方に対する空気感、考え方が変化するきっかけになればと思います。思っていたけどできなかったことが今回できた。

多くの会社が休んだけれども、それでも日常は変わらず回り続けた、と。

もちろん大きな被害もありました。大変な方もたくさんおられると思います。しかし、こと働き方に関して日本が変化するターニングポイントの日ではなかったのかとも思います。

たとえどんな台風が発生し、休むことになったとしてもリカバリーできる働き方、仕組みづくりを。時間をかけることが美徳ではなく、短時間でスムーズに結果をあげることも推奨される世の中に(早く終わったら、その分早く帰れる世の中に)。

「許す心」を考える

まったりしたお地蔵様。

もちろん、このような大型台風の中でも、会社に出勤され、、仕事されていた方も大勢いるかと思います。どうしても休めない仕事を持っている方などは本当に大変だったと思います。しかし、台風をはじめ、災害は命にかかわる事態というのも頭に入れておいてください。

「そうは言っても、先方から矢のような催促がある。締め切りもある。」休めない理由の一番はこれだと思います。

しかし、こと自分が待たされる身になった時、しかも台風の日が締め切りなどに重なった日。

もうこれは「遅れても許す」という心持ちが必要だと思います。もちろん多くの人に迷惑がかかるかもしれません。それでもその多くの人も許す心持ちを持った方がいいのです。

そもそも最近の日本はサービス過多のような気がします。時間にぴったり、完璧に間に合わせる。ちょっとでも配達が遅れるとクレームがくるなど。

でもそれって行き過ぎると結局みんな疲弊してくるのです。みんなお互い様なのです。自分が疲れることは相手に求めすぎてもいけないのです。

今回、台風の中宅配ピザの配達員の人が風にあおられて転倒する映像をツイッターでみました。

こんな日に働かす会社も悪いですが、よりにもよってこんな風雨が強い時間帯にピザを頼むなんて。少し考えれば、どういう中配達せねばならないかということがわかったと思うのですが。

欲しいもの、必要なものは事前に買っておく。台風の強い時、急に必要なものがでてきて、わざわざ店に買いに行ったのに休業していたとします。たとえそんな時でも、しょうがないとあきらめる気持ち。

うまくまとめきれませんが、そういうおおらかさと寛容さ、許す心みたいなのが、今の日本にはより必要なのではとも思いました。

それでも台風の中、働いている人に感謝を

今回のような猛烈な台風の中でも多くの人が働いていました。特に公共機関関係の人々には本当に頭が下がります。

台風のひどい中でも電力会社の人々は必死で停電を直してくれていました。警察や消防の人々も命の危険を顧みず、道路整理にあたってくれていました。

人がほとんど来ない中でも、頑張ってオープンしていたコンビニもあるかと思います。どうしても休めず、暴風雨の中仕事をしていた方もいるかと思います。

今回、そういう一人一人の方々の頑張りに改めて感謝の念がわきました。こういう一人一人の頑張りで社会はなりたっているのだなと。

だからこそ、災害など、何か不測の事態による遅延など失敗があったとしても許したり寛容になる心がもっとあってもいいのにと思います。

台風21号を機に考えた、働き方に関してでした。

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