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強風で窓ガラスが割れた実体験からの対策と備え

ガラスが割れるライフスタイル

昨日の台風24号の恐ろしさたるや。この前の21号もすさまじかったですが、それ以上に恐怖を感じました。

何より恐ろしかったのは、窓ガラスが割れたということ。

雨戸をしていたのですが、暴風で雨戸も外れ、それに連鎖するようにガラスが割れました。

室内、屋外ともにガラス散乱。透明で見えにくいし、危険なものでもあるので今日は片付けに四苦八苦。

台風でガラスが割れるなんてことは滅多にないことだと思いますが、万が一への備えとして、せめてこれをしといて良かったということを書きたいと思います。

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台風時、強風で窓ガラスが割れることを想定に入れるべし!

まさか雨戸が吹き飛び、窓ガラスが割れるとは

ガラスが割れる

台風の時は窓に近づくべからず。まさにこれに尽きると思います。

暴風がきつい時、危ないなと感じつつもまさか窓ガラスが割れるとは思いませんでした。

私の住んでいる賃貸は二階建ての古民家で、窓も木枠とガラスの作り。それでも数十年間は何事もなかったようなので、今回も大丈夫だろうとは思ったのですが不測の事態というのは起こるもの。この「今回も大丈夫」が一番危ない考えです。

そもそも雨戸があるから大丈夫という安心感がありました。しかし今回、かなりの強風が家に吹き付けていたようで、まず雨戸から吹き飛びました。

雨戸が吹き飛んだ影響で、台風の風は窓に直撃。そしてあれよあれよという間に、強風の揺れのためか、窓ガラスが割れる羽目に。

そもそも雨戸が吹き飛ぶなんてことはいままで想像もしませんでした(ちなみに雨戸はお隣の庭に落っこちていたようで、優しいご近所さんのおかげで回収出来ました)。

私は古民家住まいなので台風の時に雨戸を閉めますが、マンション住まいの方などはその習慣がないところも多いのではないでしょうか。私が昔、マンションで一人暮らしをしていた時は、台風がきても特に雨戸をしめるなんてことをしませんでした。

雨戸をしていても窓ガラスが割れる危険性がある。いわんや、していない家などはより危険であります。

今回、台風で窓ガラスが割れた実体験から、台風の時に最低でもしておいてほしいことを記します。

カーテンの防御力はすごい

台風で窓ガラスが割れる

今回の割れた窓ガラスの写真です。上部が透明、下部が曇りガラスの窓の上部が割れてしまいました。

今回、つくづく思ったのがカーテンの防御力はすごいということ。

カーテンを閉めていたおかげで、それほど室内にガラスが飛散することなく、窓辺近くだけで被害を抑えることができました。強風にあおられて多少は室内にも飛んでいましたが、それでもだいぶマシだったと思います。

これでカーテンを閉めていなかったらと思うとぞっとします。

【今回の教訓から得たこと】

  • 台風の時は絶対雨戸を閉める
  • 風の強い向きにある窓ガラスには養生テープを貼る
  • カーテンも閉める
  • なおかつ窓際に近づかない
  • 可能ならば風当たりの強い部屋から離れる
  • 備えをしても窓ガラスが割れることはある

です。

台風の時には、ある場合は雨戸、カーテンともにしっかりと閉めて、窓際に近づかないことです。なおかつ家の中でも風当たりの強弱はあるはず。可能ならば、風が強く当たる部屋から離れてください。これだけで室内での安全性は大幅にアップすると思います。

これはやっとけばよかったと後に気づいたのですが、窓ガラスへの養生テープも飛散を防ぐには有効的でしょう。そういうのって大昔の対策かと思ってましたが、実際にガラスが割れたのを経験すると、テープ貼りやっときゃよかったとつくづく思います。

万全に備えても窓ガラスが割れる場合がある

そして覚えておいてほしいのは、それだけ万全に備えても窓ガラスが割れることはあるということです。

特に、近年のような温暖化で、大型の台風が来るようになっては今ままでの常識が通用しないかもしれません。

もしかしたら何か大きなものが飛んできて、雨戸を突き破って窓ガラスを割る可能性だって十分にありえます。それは前回の台風21号で大阪を中心に撮られた各種映像で、何が飛ぶかわからないということがおわかりになるかと思います。

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ガラスの飛散をふせぐための養生テープやカーテン、風の吹き付ける窓際、部屋を離れることで少しでも安全性を高めてください。

ガラスが割れたことを想定して、備えてほしいグッズ

靴シューズ

以前、100均(ダイソー)を利用しリーズナブルに防災グッズを揃えるという記事を書きました。

今回の台風で、あらためてこの防災グッズを用意しておいて良かったと痛感しております(実は2時間ほど停電もしたので、懐中電灯、特にランタン型のものなどすごく役立ちました)。

その中でも強風により、ガラスが割れた時に役立ったグッズを紹介させていただきます。

  • 室内で履く用の靴
  • 軍手
  • ガムテープ

特に揃えておいて良かったと痛感したのが、室内で履く用の靴です。

室内用の靴は地震や台風でガラスが割れた時、玄関の靴がある場所まで室内を安全に移動するために買っておいたのですが、まさかこんなに早く役にたつとは。

カーテンで守られていたとはいえ、細かいガラス片などが少し室内に飛散していました。

これが素足だと、あぶなくて片付けもできませんが、あらかじめ室内靴を用意してあったおかげで今朝からスムーズに作業に入れました。

ガラスが室内に飛散した場合、素足だと本当に危ないです。よく見ないとわからないような小さな破片が足に刺さったりもします。スリッパだとガラス対策に心もとないので、ゴム底などの靴のほうがいいでしょう。一足室内履き靴をおいてあると安心感が全然違うので、この際に揃えてみてください。

軍手なども災害用に備えてあったので早速役に立ちました。ガラスを素手でさわると指を切る可能性が高いので、こちらも安全第一位で。園芸などをしている人でなければ、いざって時に軍手がない場合が多いと思います。台風などの災害時以外でも何かと役に立つ場面が多いので、これも備蓄を。

これは備えている家庭が多いと思いますが、ガラス飛散時にはガムテープが大活躍。強風の影響で思っている以上に飛散している可能性があります。ガラスを手で取り、箒で掃き、掃除機で吸っても、結構小さな破片が残っていたりします。

今回も安全のため、ガムテープでペタペタとやったのですが、結構ガラス片がとれていました。年には年を入れてこのガムテープの作業も行なってください。

自然災害の脅威が増しているこんなの世の中だから

今回は台風時における、なるべく身近なものでできる窓ガラス対策を書いてみました。

たとえば、これ以外外でも窓ガラスにはるガラス飛散シートなどを利用するという手もあるかもしれません。

今回の台風で感じたことは、室内に置いても安心はできないということとともに、無事であったことのありがたさにつきます。

昨今、自然災害の脅威は増しています。台風などでも強烈なものが何個も押し寄せるしまつ。

備えるべきことは十分に備えて。備えていても不測の事態が起こりうる可能性を考慮して、何よりも身の安全を第一に。

今度も台風25号が怪しい動きをみせています。少しでも何かしらの対策のご参考になれば幸いです。

【関連記事】:100均(ダイソー)を利用しリーズナブルに防災グッズを揃える