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映画版「ヴェノム」!カーネイジがエンドロールに!?【感想】

おすすめ映画

時には映画の話でも。

最近、年末に向けて色々話題の映画が出てきています。

私の周りで今もっとも人気なのは「ボヘミアンラプソディー」。特に40代くらいの人は結構ガツンと感動してるみたいですね。

他にもハリーポッターシリーズの「ファンタスティックビースト」なども映画ランキングなどで賑わっています。

そんな中、私が先日観てきたのは「ヴェノム」。私の周りでは誰も観に行っていませんが、今公開している何よりも観たかった映画。アメコミ映画の中でも、世界的に異例のヒットを遂げている模様。

マーベル映画『ヴェノム』世界興収で『ワンダーウーマン』『スパイダーマン』超える ― 8億ドルの大台突破 | THE RIVER
「全部喰ってやる」

ある種、私にとって10年近く待ち望んでいた映画(の割には公開から大分経って観ましたが笑)。

その「ヴェノム」の感想を記していきます(そして、エンドロール時の見所も!)。

※ネタバレを含みますのでご注意ください。
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異色のアメコミ映画「ヴェノム」。世界(の一部のファン)はこれを待っていた!

映画版「ヴェノム」あらすじ

映画『ヴェノム』30秒スポット<ダークヒーロー編>(11月2日公開)

医療を専門とするライフ財団は宇宙からシンビオートという未知の生命体を地球に持ち帰ろうとします。しかし、帰還途中シャトルは事故に。墜落するも、シンビオートは無事で在団の手に渡りました。

ライフ財団は前々から人体実験の噂があるきな臭いところ。主人公で記者のエディはそのことを暴こうとしますが、財団の圧力により仕事を失い、恋人とも別れる羽目に。

一方ライフ財団はシンビオートを使い、人体実験を繰り返していました。シンビオートは寄生生物なのですが、なかなか被験者に適合せず、犠牲者は増えるばかりでした。

そんな中、罪悪感にかられたライフ財団の研究者がエディに密告。エディは研究者の助けを得て、財団の研究室内へ侵入します。しかし、事故が発生しシンビオートがエディに寄生します。

運が良いのかエディはシンビオートと適合。そのシンビオートはヴェノムと名乗り、エディと一体化していくのでした。

スパイダーマンシリーズの名敵役(ヴィラン)ヴェノム

ヴェノムはアメコミのスパイダーマンに出てくる敵キャラクター(ヴィラン)。

スパイダーマンを黒くしてマッチョにしたような容貌。ただ顔が凶悪。鋭い牙のある口がガバッと開きます。

マーベルコミックスの中でも屈指のの敵役と言える人気を誇っています。

ヴェノムは「スパイダーマン3」にも出ましたが。まさかのシリーズリセット

悩む

そんな中、当時「スパイダーマン」が映画化。

これはいつかヴェノムが出てくるに違いないと大興奮。

念願叶って「スパイダーマン3」でヴェノムが大スクリーンで暴れる姿を観ることができました。

ただ、その時は若干物足りなかったこともあり、「これは4での活躍を期待しよう。」と甘い気持ちで思っていました。

まさか「アメージング・スパイダーマン」とシリーズがリセットされるとは…。

それでも希望はすてません。アメージングシリーズ1、2とヴェノムは出てきませんでしたが3に期待!

しかし再度シリーズリセット。スパイダーマンはアベンジャーズシリーズにも組み込まれるし、再度スクリーンでヴェノムを観るのは諦めかけていました。

そんな中、「スパイダーマン3」公開から役10年。予想外のヴェノム主役起用映画!単体で映画化など思ってもみなかったので、嬉しくないはずがありません!

映画「ヴェノム」の感想(ラストのネタバレあり)

アクションとカーチェイスが見所!映画「ヴェノム」の感想(ネタバレあり)

車

この映画版「ヴェノム」はアクションシーンやカーチェイスが最高でした!

想像以上に、ヴェノムのアクションシーンが良かったです。うねうね感、粘っこさともにスピード感のあるアクションシーンの中でうまく描かれていました。

ラスト、ヴェノムがライフ財団の代表に寄生した同族のシンビオートと戦うのですが重量感のある戦いっぷりに満足。

お互いガタイがいいので、スパイダーマンなどの戦闘シーンと違って、しばき合いに重みがあります(ドンフライと高山の名勝負みたいな)。ヘビー級同士のアクションはかなり魅力的。

それとカーチェイス(エディはバイクですが)が迫力があった。ここ最近観た映画のカーチェイス、特に市街地のものではピカ一!私の中では、エディ役のトムハーディーが主演をしている「マッドマックス怒りのデスロード」と「ダークナイト」の次ぐらいにイケてるカーチェイス!

かなり実写を交えているように見えましたね。車の間をエディ(ヴェノム)のバイクがすり抜けるところなど、カメラワークも良く迫力満点でした。

カーチェイス中、ライフ財団が飛ばす自爆ドローンをかわしながら走るのですが、そのドローンの爆発具合も色にまでこだわっており、近未来的兵器感でてました。

一言で言えば「自分パラダイスを死守したい、イケてないヴェノム」

南国でのんびり

ラスト、敵となるのは墜落を免れたシンビオートの隊長(ライフ財団の代表に寄生)。なぜヴェノムは同族であるシンビオートと戦うのか。

隊長は新たなスペースシャトルを使い、自分の仲間であるシンビオートを地球に大量に呼び寄せようとしますが、ヴェノムはそれを阻止するために戦います。

どうもヴェノムはシンビオートの中では負け犬(イケてない)キャラだったよう。みんなにこられてはヒエラルキーの下になってしまい、それを避けたいみたい。

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つまりこの「ヴェノム」という映画。

宇宙船に乗っていて、辺境の惑星に墜落。生き残ったのは若干イケてないキャラのヴェノムくん。

その星の住民は自分よりはるかにか弱く、ヴェノムのやりたい放題。

「やったー!俺の時代が来たぜ!パラダイスや!」と喜んだのもつかの間、イケてる隊長の生存発覚。

事もあろうに、隊長は母星から仲間呼びよせようとしている模様。冗談じゃあない!俺(ヴェノム)のパラダイスに俺よりイケてる連中(パーリーピーポー)を呼ばれてたまるか!絶対に阻止する!

こうして命がけで隊長を阻止し、無事ヴェノムくんは自分のパラダイスを死守しました。

っと大体こんな感じ(違うといえば違いますがあながち間違ってないと思います)。

次回の敵はカーネイジ?「ヴェノム」はエンドロールまで見逃せない!

さらに胸熱!「ヴェノム」本編終了後にカーネイジ!?

1分で学ぶマーベルコミック!:カーネイジ

スパイダーマンにはヴェノムと似たキャラでカーネイジという、極悪キャラがいます。おそらく、スパイダーマンの中で最強のヴィラン。

こちらもインパクトが強く最初のスパイダーマンシリーズで4ぐらいに出てくるかなと思っていました(映画に登場する前に今までのシリーズは終わってしまいましたが)。

おそらく世界中のファンがヴェノムと共にカーネイジを待ちわびていたのでしょう。

この映画「ヴェノム」本編では出てきませんが、エンドロールの途中でエディが監獄を訪ねるシーンがあります。

そこにはレッドという凶悪な連続殺人鬼が収監されており、エディは彼の取材に。

その殺人鬼がセリフ中にカーネイジ(大虐殺)と呟きます。

コミック版とは殺人鬼の名前が違いますが、「ヴェノム」の次回作でカーネイジの登場をぷんぷん匂わせただけに、世界中(のごく一部の人)が熱狂したことでしょう。

特にアメコミ映画はエンドロール終了まできちんと観よう

エンドロールが始まってからしばらくしてから、次回作でカーネイジを匂わせるシーンが出てきます。

それが終わるとエンドロールの続き。そこで席を立つ人が結構います。

甘い!最近の映画、特にアメコミ系はエンドロール終わりに何かしらの映像をブッ込んでくる!

今回もエンドロール終わりにアニメ版のスパイダーマンミニ作品が挟まれていました。観なくても、「ヴェノム」本編には関わらないのでいいのですが、せっかくならこのオマケも観ましょう。

このスパイダーマンアニメ、エンドロール終わりにしては結構な長さがありましたよ(映画終わり早々に立っては、カーネイジ情報とスパイダーマンミニアニメを見れないだけ損!)。

映画を観るなら「ヴェノム」も選択肢に!

先にも言いましたが、クリスマスに向けて面白そうな映画が揃い踏みです。

私も「ボヘミアンラプソディ」や「ファンタスティックビースト」どちらとも観に行きたいですし。

特に大人ならボヘミアン、親子連れならファンタビへの流れが強いのではないでしょうか。

確かに、アメコミ系ってわりと観る人が限られている系でもあります。特に「ヴェノム」などはかなりアクが強いので敬遠されるかも。

しかし、アメコミだけでなく、アクション映画としてみてもかなり面白い映画でありました。アメコミ好きにとってはラストの方に、先日亡くなったマーベルコミックスのレジェンド原作者スタン・リーがカメオ出演しているのも泣けます。

アクション好きの方は、この冬の映画の選択肢に「ヴェノム」もご一考くださいませ。