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妄想しながら寝ると、よく眠れる気がする

快眠テクニック

先日、ツイッターにてとある漫画家さんのつぶやきを目にしました。

とある漫画家さんとは平野耕太さん。「ヘルシング」や「ドリフターズ」など迫力のあるコアな漫画を得意とする作家さん。

ツイッターがものすごく面白く、特に金曜ロードショーでジブリをやる時なんかはバズりまくっています。

そんな平野耕太さんの入眠時の儀式「妄想」。三万石ぐらいの江戸時代の藩を少しずつ妄想していくというなかなかコアなもの。「面白みのなさそうな中途半端な三万石くらいの江戸時代の藩」って指定がいいですね。

なぜこのつぶやきに惹かれたかというと、実は私も妄想しながら寝ていた時期があるからです。

妄想しながら寝ると、比較的眠りやすく、高校ぐらいの時にはほぼ毎日それで熟睡。

そんな私がいったい何を妄想しながら寝ていたのか、妄想しながら寝ることのよさなどをお伝えします。

くだらないっちゃあくだらないですが「わかるわかる!そんな妄想する!」って人がいれば幸い。

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寝る前にどこかの世界を作り上げる妄想すると眠くなる

私が寝る前にしていた妄想「無人島生活」


平野耕太先生は三万石の江戸時代の藩を事細かに妄想されていましたが、私が寝る前に妄想していたのは無人島での生活。

妄想のスタートは無人島に流れ着くところから始まります。流れ着いて特に慌てるということはなく、まずは海岸を探索。

そして流木やビンなど生活に使えそうな漂流物を探し出し、また、そばにあるジャングルで大きな葉っぱなどを採取し、そこから家を建てることをはじめます。

どのような流木を柱に使うのか、屋根の代わりにバナナの葉っぱを敷き詰める、紐は漂流物でまかなうなど、できるだけ細かに妄想。

その時々によって、ナイフの有無、紐の有無、ビンの有無など微妙に設定はチェンジ。

ナイフがない場合には、どのような岩を工具にするのか、紐はどのような植物から作るのかなどなど妄想を広げます。

妄想の中では実際よりも簡単に家は建つので、次は食事の用意。

どのような道具を使って魚を取るのか。火おこしは何を用いて行うかなど次々と妄想。

だいたい、このあたりまで行けばほぼ眠りについています。

自分だけじゃなく、こち亀のメンバーで無人島生活。

自分が無人島に漂流して一人で家や食事を作るという妄想もあれば、こち亀のメンバーが主人公の場合も。

両さん、部長、中川、麗子の四人が無人島に流れ着くところから(設定は中川の飛行機が両さんの余計なことで墜落し、無人島に流れ着くという感じ)。

両さんが部長にひとしきりおこられた後、生き延びるためにサバイバル。

両さんと部長は漂流物で家建て。麗子は食事の用意。

自分主人公の妄想と違う点は、両さんと中川で漂流物(バイクや飛行機の残骸が打ち上がっている)から、最終的に船や無線機を作り出し脱出しようとするところ。

両さんのマニアックな知識と、中川の知性でジャンクから色々な道具が復活していきます。

何か世界を作る、同じ妄想を繰り返すことの意義

積み木

ここまでご覧になったかたは「いったいこいつは何を言っているんだ?」とお思いでしょうが、私高校時代のある時期、はほぼ毎日寝る前にこんな妄想をしていました。

おそらくDIYとかやりたいという欲求や無人島サバイバルへの憧れがこんがらがってこういう妄想をしだしたのだと思います。

ただ、こういうある種世界を作り込んでいくようなマインクラフト的妄想をしていると、妙に頭は使っているくせに眠たくなってくるのです。

ある意味退屈っちゃあ退屈な妄想。何か劇的なストーリーがあるわけでもなく、もくもくと無人島生活を整えていく感じ。

ただ、同じ妄想を繰り返しているとそれを妄想する=眠くなるという習慣化みたいなのが起こってきて、それで眠くなるんじゃないかなと思います。

ルーチン化のようなもの。無人島妄想すると眠くなる図式が頭の中に出来上がっていたのかもしれません(学術的な根拠などなにもありませんのであしからず)。

設定を細かく妄想する脳内シムシティーがよく眠れる

シティー

平野耕太先生の場合もおそらくそうでしょうが、三万石の江戸時代の藩という、漠然とした対象がいいのかもしれません。

具体的でないその対象を妄想し、事細かに藩内事情や街、畑を作り上げていく感じ。

脳内マインクラフト、脳内シムシティーのようなもの。どのような気候風土でどんな人がいてってな具合に細かく、だけれどもなるべく詳細に自分だけの藩を妄想していくうちに自然と眠くなっていく流れ。

細かいところまで妄想するのですが、それがストレスとか嫌な感じではなく、ひつじをかぞえるような淡々としたものになった時、眠気が誘発されるのかも。

私の場合ですと漠然とした無人島内において、そこにある材料で、自分だけの無人島ワールドを淡々と作り上げていく流れで眠くなっていましたし。

このような経験から、細かな設定で世界を作り上げる脳内シムシティー的な妄想が寝る前にはおすすめします。

妄想しながら寝る経験は誰でもあるはず

快眠女子

どのような内容にせよ、何かしら妄想しながら寝る人というのは多いのではないでしょうか。

私が思うに、たとえば現実的な不安(過去や未来)を抱えながら眠るよりは荒唐無稽な妄想をしながらの方が入眠はしやすいと思います。

少なくともその妄想がストレスでない限り、私の経験では妄想の方が圧倒的に寝やすい。

むしろ何か現実に即した不安で眠れない時は積極的に妄想しようとしていたぐらいです。

先にも書いたように学術的根拠がないので、確実におすすめできることではないのですが、妄想はタダなのでお試ししてみては。

どんな妄想でもいいですが、脳内シムシティーのような世界を作り上げる系の妄想、寝る前におすすめです。