2020年3月30日現在、世界中でコロナウイルスの猛威が広がっています。
海外では、外出禁止令が出されるなどしていますし、日々感染者も増加。日本も他人事ではなく、すでに危機に直面しています。
そんな中、今日、日本の偉大なコメディアンである志村けんさんが亡くなりました。コロナウイルスに感染し、闘病中でしたが、本日の午前訃報が伝えられました。
ワイドショーなどでその一方が伝えられた時、司会者やコメンテーターは皆一同に絶句したそうです。そして、それを見た日本中の志村さんを愛する人たちが悲しみに包まれました。
志村けんさん 今まで笑いをお茶の間に届けてくださりありがとうございました。ハリセンボンの春菜さんが話している通りまだ信じられません。うまく言えませんが最後に本当に本当にありがとうございました。
ご冥福お祈り致します。#志村けん #志村けんさんありがとう pic.twitter.com/9RZMhxouIc
— プライベート・デイ・フォーチュンクッキー! (@private_day09) March 30, 2020
私も、志村さんを幼少から見ていた人間の一人。毎週様々なお笑い番組を楽しみにし、大いに笑って楽しませてもらいました。
そんな志村さんへの思いなどを、今日忘れないよう記しておきたいと思います。
私にとってお笑いの扉を開いてくれたコメディアン、志村けんさん。
私は現在、30代後半です。ドリフの大爆笑世代ではありませんが(特番とかでやってましたが)、幼少の頃から「志村けんのだいじょぶだぁ」や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」、「バカ殿様」などが好きでした。
小さな子供にとって、笑えるものといえばアニメや、子供番組が主だったかもしれません。そんな中、初めて、生身の人間が演ずるコントで笑いと出会えたのが志村さんの番組でした。
子供が見ても面白い、大人が見ても面白い。大人によっては、ちょっと眉をしかめるような笑いもあったけど、それでも子供ながらに「なんて面白い人なんだ!」とテレビに釘付けになったものです。
その表情、仕草、アクション、そして設定など何もかもが可笑しいし、笑ってしまう。これは志村けんさんが卓越したコメディアンだからこそ、あれだけの可笑しさをかもしだせたのでしょう。特に、子供から大人まで面白いという芸は本当に難しいと思います。
【台湾総統 志村さんに哀悼の意】https://t.co/5taUB2X8Zr
台湾の蔡英文総統が、ツイッターで志村けんの冥福を祈った。志村さんは1990年代に「変なおじさん」「バカ殿」のキャラクターで台湾で一世を風靡(ふうび)。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 30, 2020
日本には、芸人さんは数多くいますが、コメディアンの雰囲気を持った人はそんなに多くありません。ただ笑わせるだけじゃない、そこに演者としての卓越した技量や人間性がのっかった人がコメディアンであり、志村さんはまさにそれだったと思います。
子供は演じる人が本気でないと笑いません。嘘であったり、それに対する熱量をすぐに見破ります。志村けんさんは、いつでも本気でした。全力投球でした。だからこそ、小さな子供であった私たちにもその面白さが伝わり、笑い転げるような素晴らしい番組を生み出し続けてくれたのだと思います。
笑うということの、気持ち良さ、楽しさ。それがテレビから得られるということの魅力。バラエティーやお笑い番組の魅力を最初に教えてくれたのは、間違いなく志村けんさんだと思います。
私は、ありがたいことに今でもお笑いが好きで、漫才や落語などに親しませてもらっています。テレビを見て笑う事の楽しさを今でも持ち続けています。そんなきっかけを与えてくださった、志村さんには感謝しかありません。
志村けんさん。
ありがとうございます。
感謝しかないです。
志村動物園で相葉くんとの共演はもちろん、小さい頃から見ていたバカ殿。
いつも笑いと感動を本当にありがとうございました。#志村けん #志村けんさんありがとう— ✾はな✾ (@_arashi_soanm_) March 30, 2020
私だけではない!多くの人がそうだ!
志村さんの番組で、お笑いの魅力にハマった人は。
「笑い転げる」ことの魅力に酔いしれた人は。
全力でバカなことをやる大人に憧れた人は。
志村さんにお笑いの扉を開いてもらった。お笑いの恩人のような方だ。だからこそ、今日という日、日本は悲しみに包まれたのです。ツイッターなどを見ていても、何十人もの方が、志村けんさんへの弔意を述べられていました。
日本の皆さんに笑顔が届け🌈😆
志村けんさん、たくさんの笑いをありがとう🍀
コロナではなく日本中に笑顔と志村けんさんへの感謝を拡散希望🇯🇵#志村けん #ドリフターズ pic.twitter.com/Z6eOhx1FLH— mariの月🌙&太陽☀️と向日葵🌻 (@himawari_m118) March 30, 2020
お笑いの扉を開いてもらった世代にとって、単なる「テレビの向こう側の人」を超えた、親近感が私たちにはあるのです。それこそ小さい頃から楽しませてくれた、親戚のおじちゃんのような気分。大好きなおじちゃん。
だからこんなに悲しい。まさか、こんなすぐに亡くなられるとは思ってもみなかった。きっとコロナに打ち勝って「だいじょうぶだぁ!」と復活してくれると信じていた。日本全国の人が同じ気持ちだったに違いありません。
ただ、コメディアンとして人を笑わし、楽しませ続けてくれた志村けんさんに、悲しみよりも「感謝」を伝えたい。
どれだけ楽しい、心地よい気分にさせてもらったことか。明るい気持ちにさせてもらったことか。志村さんの番組から笑うことの素晴らしさを学んだことか。
現在、日本や世界は先行きの見えないコロナ問題で、経済だけでなく気持ち的にも沈んでいます。でもそんな時でも、楽しみ、笑うという気持ちを忘れないでいたい。
ツイッターでも見かけましたが、悲しげな志村さんの追悼番組は望みません。それよりも、これまでの偉大な番組を再放送で流してほしい。ゴールデンタイムでどかんと流してほしい。
追悼番組希望!!
8時だよ全員集合!
土曜日の8時、街から人が消える逸話を残した伝説番組をやって!
みんな在宅して見ましょう!って#志村けん#追悼番組 pic.twitter.com/kh6Ki4L0Zo— こは (@fujyon0901) March 30, 2020
よくファミ劇でドリフ再放送してるから、今度も特集組んで欲しい。
追悼で。
コメディアンである志村さんは笑って送って貰った方が嬉しいだろう。#志村けん#ドリフの大爆笑 https://t.co/py2NREO1Eg pic.twitter.com/5Audg6yAaL— さかた すえきちトイチャンネル (@KpyA4NUo2CUsfQp) March 30, 2020
そして、それをみて、大いに笑って、コロナによる停滞ムードを気分だけでも吹き飛ばしたい。そして、志村けんという偉大なコメディアンの死を悲しみつつも、感謝を捧げたい。
外出自粛などもあって、なかなか外に出る事もできません。そんな時、家族でテレビを囲んで、志村さんの素晴らしいコントやお笑いの数々を見て大いに笑いたいです。
最後に、様々な笑いの数々に感謝を捧げつつ、偉大なるコメディアン志村けんさんのご冥福をお祈り申し上げます。