スポンサーリンク

「おやすみ、エレン」読み聞かせ。子供を寝かしつけにおすすめな絵本

寝かしつけるのにおすすめの絵本よく寝る本

本日も快眠を目指すため、寝る前読書にぴったりな本をおすすめします。

小さなお子さんをお持ちのご家庭で、寝る前に絵本を読んであげている家庭はどれぐらいいるでしょうか。

私は母が保母をしていたので、家にわりと絵本が豊富なことからちょくちょく読み聞かせをしてもらっていました。

読み聞かせをしてもらいながら絵本の世界をイメージして眠りにつくというのは本当に気持ち良かった思い出があります。

小さい頃、そういう体験もあってか今でも本が大好きなのだと思います(落語を聴きながら寝るのが好きというのもこの体験があったからでしょう)。

小さい頃の読み聞かせ体験は、子供のその後の読書体験への導入や、本を読む習慣などに大きく関わってくるような気がします。

さて、ご両親がお子さんに絵本の読み聞かせをする理由の第一に、寝かしつけというものがあると思います。

たくさん寝てもらって、ぐんぐん成長を願いたいもの。そのためのツールとして寝る前の絵本は有効的。

その中でも、お子さんを寝かせつけるのに効果的な絵本「おやすい、エレン」をご紹介いたします。

スポンサーリンク

大ヒット!子供を寝かしつける魔法の絵本の続編「おやすみ、エレン」

寝かしつけの絵本「おやすみ、エレン」は読み聞かせで効果を発揮

「おやすみ、エレン」は、少し前に子供がかならず寝付くと大評判になった絵本「おやすみ、ロジャー」の続編ともいうべき作品。

ロジャーではウサギが主人公でしたが、今回はゾウのエレンが主人公です。

子ゾウのエレンが、通った者は誰もが眠くなるという魔法の森を冒険するという内容。

行く先々で、子供を寝かしつけるための仕掛けが盛りだくさんにあります。

前回のロジャーでもそうでしたが、このエレンも朗読、読み聞かせで効果を発揮する作品。

読み聞かせする方がゆったりと、眠そうに語りかけることでお子さんをぐっすり寝かし付けることが期待できます。物語中に何度も「眠くなるよ」、「眠ろうよ」などのワードがでてきますのでなんだか暗示にかけられて眠くなる感も。

効果的な「あくび」の箇所

あくび

なかでも効果的だなと思うのが「あくび」。文章中に【あくびする】という指示が何度もでてきます。

その箇所で読み手はさも眠そうにあくびをすることに。

みなさんもご経験があると思いますが、あくびって結構伝染しますよね。それ聞いているとつられてどんどん眠くなってくるはずです。

そういう眠くなる仕掛けが何度も繰り返されていくうちに、お子さんは自然と寝付いていくようになります(読み手も相当眠くなると思いますが)。

「おやすみ、エレン」の対象年齢は?

寝かしつけに効果的な「おやすみ、エレン」ですが、あまり小さいうちにはわからないような表現もちょくちょく出てきます。

「安らかな眠り」などの表現もあり、あんまり年齢が小さいとわからない可能性も。

本書には対象年齢が明記されておりません。一応巻末に

これまで、生後半年の赤ちゃんから、慢性的な不眠に苦しむ大人の方まで、非常に幅広い年齢層の皆さんの助けになったという声をいただいています。

とあります。

読み聞かせの時のトーンなどで、意味がわからない小さなお子さんでも眠くなる可能性があるとは思いますが、私は文章の内容から対象年齢は4、5歳から上かなという印象をうけました。

「おやすみ、ロジャー」と「おやすみ、エレン」の違い(共演もあり!)

前回の「おやすみ、ロジャー」との一番の違いは絵柄にあると思います。

ロジャーに比べてエレンの方がずっと可愛らしい絵柄。正直、パッと見た感じでは「おやすみ、ロジャー」の続編とはわからないかと思います。

ロジャーは子ウサギなのですが、どちらかといえば、アメリカのカートゥーンアニメをさらに荒々しくした感じのキャラクター。体型もひょろ長く、あまり絵本の主人公向けとは言い難いデザイン。

正直「おやすみ、ロジャー」はお世辞にも可愛いとは言い難い絵柄。もしかしたら「子供が怖がる!」などの意見もあったのでは?

そういうことがあったかどうだかわかりませんが、「おやすみ、エレン」では子供が好みそうな、可愛らしい絵柄へと進化をとげています。

上記の理由から、たとえばプレゼントなどにご検討されるのであれば「おやすみ、エレン」の方をおすすめしたいです。

絵柄が可愛くなった分、子供に絵を見せながらの読み聞かせにも効果的なのでは。

内容的にはどちらも寝かしつける効果に関しては差はないように感じます。どちらも子供が自然に眠くなるような仕掛けが満載。

ただ、エレンの方は途中でロジャーも出てきます。まさに夢の共演。「おやすみ、ロジャー」を親しんでいる子はちょっとテンションが上がるかも(結構後半に出てくるので、そこまで起きていられればですが笑)!

おやすみロジャーとエレンの共演

大人が読んでいても眠くなる絵本

子供を寝かしつけるための読み聞かせで効果的な絵本ではありますが、「おやすみ、エレン」は大人が読んでいるだけでも眠たくなってくる絵本です。

眠たくなるためのワードがそこかしこに散りばめられているので、それを目にしているうちにどんどん眠い気になってくる感じ。

特に、ゆっくりと一定のペースで読み進めると眠くなる効果が高いです。

エレンや森の仲間たちの言葉にしたがって、ゆったりとしたペースで黙読しているだけでも、うとうととしてくることでしょう。

私の場合ですと、黙読であっても【あくびをする】のところで実際にあくびをすれば、より眠気が増していきました。

子供向きの絵本ではありますが、こういう絵本を枕元の寝る前の本に加えておくのもいいかもしれません(参考:大人が眠くなるお話「眠れなくても、まぁいいか」【朗読付き】)。

ご両親の読み聞かせ文化が少しでも広まりますように

読み聞かせ

私の場合、小さい頃に両親から絵本を読み聞かせてもらった思い出は、今でも心に残っています。

現代では共働きや、長時間労働なども増え、なかなかお子さんに読み聞かせをする余裕がないご家庭も多いかもしれません。

また、iPadなどのタブレットから、YouTubeなどで音声再生をして、読み聞かせの代わりをしているところもあるでしょう。

ただ、一週間に一度、月に数回でもかまわないので、少しでも余裕のある時はお子さんに読み聞かせしてあげて欲しいです。きっと、お子さんのいい思い出として、いつまでも残るはずです。

お子さんのおやすみ前のひとときに。お子さんを寝かしつけながら、一緒にお布団の中で、絵本の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。

【大人も眠くなる本についてはこちら!】

>>大人が眠くなる物語「眠れなくても、まぁいいか」【朗読付き】