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「翔んで埼玉」爆笑名言な埼玉ディスりを楽しむ!

「翔んで埼玉」二階堂ふみのキャスティングに思うこと 読書録

昨今の映画の流行りに、漫画や小説など原作があるものが実写化されるというのがあります。

アメリカで言えばアベンジャーズなどのヒーロー系がそうですし、日本の映画も漫画原作のものがかなり多くなってきました。

私的に、漫画原作の邦画は「これじゃない!」感が強いものが多く、あまり興味を惹かれないのですが、最近気になっている映画があります。

それはGACKTさんと二階堂ふみさん主演の「翔んで埼玉」。

数年前マツコデラックスさんの番組で人気に火がついた、カルトな漫画。その人気はすごく、近くのコンビニでも結構長い間売られていました。

埼玉をとことんディスる漫画なのですが、そのディスり方が度を超えていて面白い!そのディスりの一言ひとことがもはや名言の域。埼玉という一県をバカにするという題材でこんな面白い漫画をかけたのかと驚くような内容と展開。

そんな「翔んで埼玉」が実写化に!GACKTさんの主演もいいが、ここに二階堂ふみさんを持ってきたのが素晴らしい!原作「翔んで埼玉」の良さや、私がお気に入りの埼玉ディスり名言と共に、なぜ二階堂ふみさんがこの漫画の実写に合うのかをちょいとばかり記したいと思います。

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「翔んで埼玉」の実写版。埼玉ディスりは名言の域に!

パタリロ作者、魔夜峰央先生の怪作ギャグ漫画「翔んで埼玉」とは

「翔んで埼玉」とは少女ギャグ漫画「パタリロ」で有名な魔夜峰央先生が、大昔に描いた埼玉ディスり漫画です。

舞台は架空の時代の関東。東京は繁栄を極めていますが、その周辺、埼玉などは東京都民に差別と偏見の目で見られています。

埼玉から東京に行くには通行手形が必要、埼玉と口に出すのも憚られるようなそんな世界のお話。

主人公の麻美麗(男)は埼玉県民の出自を隠し、東京のハイクラスな学校に転校してきます。東京のハイクラスな学校なだけに埼玉蔑視も相当なもの。

その学校の自治会長の白鵬百美(男)はミステリアスな転校生の麻美に何かと敵対心を燃やしますが、そのうち恋愛感情的なものを抱きます(魔夜峰央先生の漫画なので、この辺はお約束)。

麻美は東京で暮らすうちに、埼玉県民へのあまりにもひどい仕打ちを目にし、やがてこの国の制度を変えようと決意。しかし、彼の出自がバレてしまい、、、。というお話。

埼玉ディスり名言は面白い!「まんずまんずごきげんやっしゃ」

私は関東民ではなく、東京からみた埼玉がどのようなニュアンスで受け取られているのかよくわかりません。しかし、それでも「翔んで埼玉」は抜群に面白いです。

私がこの漫画でお気に入りの名言が「ああいやだ!埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」など。埼玉県人を人とも思わないような卑劣な扱いながら、文字に起こしてみるとなんでこんなに妙な面白さを含むのでしょうか。

「翔んで埼玉」の名言「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」

そんな中でも、私が抜群に好きな名言が「んだばまんずまんずごきげんやっしゃ」と「せんばこきの手入れ」!直接ではないのに、明らかに間接的にディスっている感がなんとも面白い。

私は埼玉県に行ったことはありません。しかし、この「んだばまんずまんずごきげんやっしゃ」と「せんばこきの手入れ」で魔夜峰央先生が読者に、埼玉に対してどのような印象を抱かせたいかがすごくわかったような気がしました(「せんばこきの手入れ」の田舎感たるや!)。

「翔んで埼玉」名言「まんずまんずごきげんやっしゃ」

埼玉県民の方には申し訳ありませんが、魔夜峰央先生の思いっきりのいい埼玉ディスりネタは、関東の空気がわからなくても笑える面白さ。

今でこそ、ここまでではないでしょうが、昔の漫画とか見ると千葉、埼玉、群馬、茨城県などは結構馬鹿にされているシーンがよく出てきます。そんな中でも「翔んで埼玉」は別格の馬鹿にし方(実は漫画の中では茨城の方が扱いがひどいです。日本の僻地扱いされています)。

「翔んで埼玉」名言。「あの日本の僻地!?茨城!!」

馬鹿にし方が飛び抜けていて、そこが面白いのですが、惜しむらくは完結せずに、数話で連載が終わっているということ。未完結だし、30年も前の漫画ですが、それが実写化されるというのはそうとうすごいことではないでしょうか。

「翔んで埼玉」の主演に二階堂ふみをキャスティングしたのは大正解!

二階堂ふみ演じる「翔んで埼玉」主人公、百美

そんなギャグ漫画「翔んで埼玉」の実写化では、主人公の麻美麗をGACKTさん。もう一人の主人公壇ノ浦百美(原作と苗字が違います)を二階堂ふみさんがキャスティングされています。

最近、やたら番宣に出ているGACKTさん。その中性的な顔は主人公の麻美麗にぴったりだと思います。

そして何より、百美の配役に二階堂ふみさんを選んだのは大正解でしょう。

なんで、正解という言葉を使っているかというと、百美という男性キャラに、あえて女性である二階堂ふみさんがキャスティングされたからです。

私の中で「パタリロ」のマライヒの配役が引っかかっている

以前、魔夜峰央先生の代表作「パタリロ」が舞台化されました。

加藤諒演じる殿下が歌い、踊る!舞台「パタリロ!」公開ゲネプロをチラッと見せ | エンタステージ

「パタリロ」という漫画には、ほとんど女性が出てこず、出てくるキャラクターは、中性的な顔立ちの男性が多いです(そして同性愛の方が多いです)。

「パタリロ」舞台化にあたり、メインのキャラクターたるパタリロ、バンコラン、マライヒも皆男性が演じることになりました。

ここで私が納得がいかなかったのが、マライヒの配役。マライヒというキャラクターはものすごく女性的な顔立ちの美少年で、バンコランの恋人でもあります。

舞台版では佐奈宏紀さんという方が演じられていました。佐奈宏紀もとてもイケメンな方で、マライヒの格好も美しく仕上がっていました。しかし、どうしても違和感が残る。

私の中で、「パタリロ」のマライヒはどっからどう見ても女性という立ち位置。もちろん「パタリロ」の世界観を出すために、全員男性が演じるのは正しいのですが、マライヒだけはどうしてもひっかかる。むしろ女性が演じた方がすっきりとするのではないかと。

「パタリロ」の漫画を読んでいる時の自分の中では、マライヒの容姿は完全に女性なのです。しかし、舞台版の写真を見る限り、マライヒ役の佐奈宏紀さんは美しく仕上がっているのだけれど、どうしても女装した男性にしか見えない。これは佐奈宏紀さんがどうということではなく、どれだけ中性的で美しい顔立ちの方でも、骨格とかでどうしようもないことなのでしょう。

この「翔んで埼玉」においても、主役の麻美麗も白鵬百美も中性的な顔立ち。むしろ百美は女の子のような顔に描かれています。

だからこそ女性的な顔立ちの男性が百美を演じるよりも、ややボーイッシュなところもある二階堂ふみさんが演じた方が、自分の中でピタリとはまるのでした。

(「パタリロ」や「翔んで埼玉」の配役にそれぞれがそれぞれにご意見があると思いますが、あくまで一個人の感想として、ご了承ください)

映画オリジナルの埼玉ディスり名言は?楽しみな「翔んで埼玉」実写

解禁されている「翔んで埼玉」の予告を見る限り、原作とはだいぶ違う感じには仕上がっているようです。

二階堂ふみ×GACKT主演!映画『翔んで埼玉』予告編

おそらくオリジナル設定、ストーリーに仕上がっていると思いますが、原作が持つ、埼玉をネタにした独特の面白さは活かされているよう。映画版独自の埼玉ディスり名言が飛び出すのかも期待!

あの世界観で、GACKTさんと二階堂ふみさんがどのように立ち回るのか。周りを固めるキャストも豪華俳優陣が多数出演されているみたいですし、楽しみです。

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