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スマホで映画を観る時代に映画館の魅力を考える

おすすめ映画

私は映画が好きです。

マニアというほどではないですが、それでも年に100本近くは観ていますね。

映画館で観ることができれば一番いいのですが、予算的な問題や、田舎住まいなので近くにそういう場所がないのが辛いところ。

今では、ちょっとしたホームシアターみたいなのと、アマゾンプライムやNetflixなどのストリーミング配信のおかげで、ある程度は満足の映画ライフを送れています。

それでも、やはり本式の映画館の魅力にはかないませんね。ああ、映画館に行きたい。

じつはつい最近、今の中高生はあまり映画館に興味を持たないということを聞きました。

映画自体は観ても、映画館にはいかないという現象が起こっているそう。

それを聞いて、改めて「映画館ってなんなんだろう」と思い、その魅力をまとめてみることにしました。

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映画館で映画を観る魅力「臨場感」

「ボヘミアン・ラプソディ」に孫を誘ったおばあちゃん

「ボヘミアン・ラプソディ」のライブ感は映画館で体験して欲しい

この前知り合いの女性と話した時に、こんなことを聞きました。

その人は孫に「ボヘミアン・ラプソディが流行っているようだけど、おばあちゃんと一緒に行かない?」と聞いたそうです。映画館で素晴らしい作品を観て感動してもらいたいと思ったからだそう。

しかし孫は「そんなのしばらくしたらスマホで観れるようになるからいいよ。」とのすげない答え。その子はHuluに登録しているようで、それで配信されてからでも構わないと言ったそうです。

その人はこの話を、悲しげに話してくれました。「スマホで映画なんか観ても感動できるのかしら。時代が変わったのかねぇ。」と。

スマホで映画を観る時代。

この話を聞いて、そんな時代になっているのかと驚かされました。私なんぞにはとても信じられない。

確かに、私もタブレットとかで映画を観ることもあります。しかし、そういう場合は、どこかへ移動する時の時間つぶし的な意味合いで観ることが多い。

タブレットなどの小さい画面で観るときは、がっつり作品を楽しもうというときでは無いですね。それで、得られる感動の程度をわかっているから。

やはり期待の映画は映画館に行きますし、行けなくてもせめてテレビ、我が家で言えばプロジェクターに映して楽しみます。

しかし知り合いのお孫さんは、映画館という選択肢が示されたのに、スマホでいいとの返答。

面倒くさかったのでしょうか?それとも、映画はスマホで観れば十分と思っているのでしょうか。

そもそも映画館体験が無い?

ゴッドファーザー3で感じたこと

ちなみに言いますと、私の町には映画館がありません。だいたい40分ぐらい言ったショッピング施設にシネコンがあるのみ。

私が小さい頃は、もう少し近くにも映画館があったのですが、今ではそこのみになってしまいました。

私などは小さいころ、映画館に連れて行ってもらったり、地元の市民会館での映画まつりみたいなものも比較的多くやっていて、映画体験というものはそれなりに経て成長していきました。中高生の時は電車を乗り継いで映画館に行ったものです。

しかし、今の子供、特に田舎の子供は中高生になっても映画館に行ったことがないなんて子がかなりいるのかもしれません。映画館に行ったこともなければ、映画そのものを観る機会も無い。

そう、映画そのものを観る機会がない!昔みたいに金曜ロードショー的な映画を放映する番組が減ってしまった。

放映されるとしても、ジブリやハリーポッターやスターウォーズなどファンタジー系の大作ばかり。昔みたいにホラーやサスペンス、シリアスもの家族愛を描いたものなど全然テレビで流れてきません。

そもそも映画に触れていない人間に、映画館の魅力がわからないのは無理も無いことかもしれません。

スマホで観れるコンテンツが豊富な時代

テレビや映画でなくとも、最近はウェブから得られる動画コンテンツが豊富にあります。そのほとんどが無料で観れたり、月額課金制で見放題のもの。

もちろん面白い作品もありますし、そこから昔の映画作品なども楽しめるのはいいことです。いい時代になったもんだと思います。

しかし、スマホで映画を観ることと、映画館で映画を観ることはまったくの別ものだと言いたい!

スマホでできるのは、映画を「観る」ことだけ。しかし映画館ではそれに加えて「臨場感」をも味わうことができるのです。

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映画館で映画を観る魅力は「臨場感」からくる感動

たとえば「スターウォーズ」。あれをスマホで観てはたしてどれだけ楽しめるものか。

映画というものは、そもそも映画館のスケールを想定して撮られているもの。

目の前で繰り広げられる、宇宙空間での戦い、ジェダイの活躍。「スターウォーズ」の魅力は映画館という大きなスクリーンでこそ、初めて真価が発揮されるものです。

それは、映画という架空の世界に、少しでもリアリティーを感じ没入してもらうための「臨場感」が映画館にはあるから。

単純にスクリーンがでかいということは、それだけ視界のすべてを映画の世界で埋め尽くすことになります。しかも映画館は暗いので、より映画に集中出来る環境として最高の場所。

一方、スマホで映画を観た場合、視界の中に別の要素、たとえば机や手など、いろいろなものが入り込み、純粋に映画に没入する可能性が減ってしまうのです。

しかも、スマホの小さい画面などでは俳優や女優さんの細かい表情、演技までも観ることができない。

すなわち、スマホではその作品が届けたい感動を、十二分に享受することはできないのです。

さあ映画館に行ってみよう

まだまだ、考えをまとめきっていませんが、とりあえずスマホでは映画の魅力を十分に味わうことはできないということ。

そして、おばあちゃんが映画に誘ってくれたら喜んでついていこうということです(これが言いたかった)!

若い世代、特に映画なんてスマホやテレビで観ればいいやって思っている人。あなたはまだ映画館の魅力を知らない!

だまされたと思って行ってみなさい。あなたが今まで観てきた映画とは別次元の感動がそこにはあるから。

とくに「ボヘミアン・ラプソディ」なんかは映画館とスマホでは味わえる感動に月とスッポンほどの違いがあるでしょう(スマホであの臨場感を味わえるとは思えない)。

ぐだぐだ語ってしまいましたが、少しでも映画館に足を運ぶ人口が増えることを祈って!

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