毎年のことですが、冬場というのはとかく乾燥しがち。
今年なんかは特にその傾向がつよく、1月中に二日ほどぱらっと雨がふったっきり。空気が乾燥しきっています。
その上、暖房器具などを使うことによって、室内の乾燥はより進む傾向に。あまり空気が乾燥していると喉が痛くなるし、風邪対策にも好ましくありません。
私はこの冬、シャープの空気清浄機付き加湿器(気化式)を購入したのですが、やはりあるのと無いのとでは大違い。
特に、冬場寝る時や朝起きた時の感じがだいぶ変わりました。
今回は特に、就寝時に加湿器をかけることの意義や、特に布団で寝る生活を送っている人には気化式加湿器をおすすめする理由などを記します。
冬場の乾燥は眠りに悪影響。布団生活なら気化式加湿器がおすすめ
朝起きると、口や喉が乾燥しきっていることありませんか?
私もこれまでは乾燥機を使う習慣というものがありませんでした。タオルでも干しときゃ、ある程度乾燥するだろうって感覚。
寝る前にバスタオルを湿らし、寝室にかけたりもしていたのですが、どうも起床時に口や喉が乾燥して気持ち悪い。時計についている湿度計を見ると40パーセント前後の湿度。
濡れタオルなどないよりはマシでしょうが、それでも部屋の空気乾燥はとまりません。
朝起きた時の、口や喉の渇きはなんとも気持ち悪く、肌も心なしぴりぴりした感じ。なんとなく眠りも浅く、これはどうにかせねばならんということに。
購入したのは「シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター7000 KC-G50-H」
空気の乾燥で、睡眠に若干影響がでてきたので思い切って空気清浄機を購入することにしました。
いろいろ見た中で、私が選んだのはシャープの「加湿 空気清浄機 プラズマクラスター7000 KC-G50-H」というものです。
このシャープの加湿器は木造建築でも8畳分の加湿能力があることや、空気清浄機機能、そしてプラズマクラスター機能もついています。
空気清浄機機能だけでも使えるので、夏場でも活躍しそう。また、シャープお得意のプラズマクラスターはカビなどにも有効といわれているので、カビの生えやすい我が家にはうってつけ(参考:古民家で畳カビ対策!天然素材使用「かび止めL」の防カビ効果)。
安い加湿器がたくさん売られている中で、少々値段は高いですが年間を通して役立ちそうなので、シャープの加湿器を購入することにしました。
シャープの加湿器を使ってみた感想
さて、購入した「シャープ 加湿 空気清浄機 プラズマクラスター7000 KC-G50-H」の感想。
最初少しだけ組み立てる部分はありますが10分ぐらいで、一人で設置することができました。本体も見た目ほどは重くないので、女性でも大丈夫かと思います。
使い方としては、基本は空気清浄機機能がメインで、そこに加湿機能がオンオフできる感じ。説明書を読めばすぐに使えるぐらいのシンプルな感じです。
私がよく使っているのは、就寝モードのようなやつ。パネルなどの表示が消えるので、夜でも眩しくなく使えるのがありがたいです。
ちなみに、このシャープの加湿器KC-G50-Hがちょと不便だなと思うのはタイマーがついていないこと。基本的に寝る時は朝までつけっぱなしですが、自動的に止まるわけではないので、朝忘れずにオフにしなければならないのがちょっと難点。
タンクの容量もたっぷり。1日中使っても大丈夫でしょう(我が家は半分だけ入れて使っています。加湿器は毎日水を入れ替えた方がいいみたいなので、就寝時に使う分だけ)。
シャープの加湿器(気化式)と超音波式加湿器の違い
私が購入したシャープの加湿器は加湿方式が気化方式とあります。水をフィルターに透過させて、そこにファンの風を当てることで気化させて、加湿する方式。
電気代も蒸気式(加熱によって水を蒸発させるタイプ)に比べるとずっと安いです。
さて、シャープの加湿器(気化式)と昨今人気で安いタイプのものもたくさん出ている超音波式加湿器と何が違うのか。簡単に言えば、加湿する水の粒の大きさにあると思います。
よく超音波加湿器を使うと、送風口から白い霧のようなものが立ち上っています。あれは霧吹きをつねに出し続けているようなもので、水の粒も比較的大きいのだとか。手をかざすと、すぐにうっすら湿ってきます。
一方シャープの加湿器の送風口からは、そのような白い霧みたいなのはたちのぼっていません。手をかざしても湿ることはなく「本当に加湿してるのか?」っと一瞬心配になりますが、湿度計を見ると湿度が高まっていくのがわかります。目に見えないぐらい細かな水の粒がでているのが気化式の特徴。
布団生活には気化式加湿器をおすすめします
シャープの気化式加湿器の他に、超音波式加湿器も購入したので使い比べてみました。どちらも寝室で使うことを想定して購入したのですが、布団で寝る暮らしを送っている人には断然気化式加湿器をおすすめします。
私も畳の上に布団を敷いて寝る生活を送っています。加湿器を使用するには、ある程度高さのある場所が推奨されているので、よく売られているタイプの超音波加湿器だと何か台のようなものを設置しなければなりません(シャープの加湿器は元から高さがあるのでそのまま使えました)。
また、台を設置してその上で超音波加湿器を使用しても、水の粒が大きいので下の方まで冷たい湿気が降りてきます(空気中にすぐに拡散するわけではない)。これは室温にもよると思いますが、畳のあたりまで冷たい湿気が降りてくるので、布団で寝ていると頭のあたりが寒くなるということがありました。
シャープの加湿器のような気化式ですと、水の粒が細かいのですぐに空気中に拡散されていきます。
その点からも、布団で寝る生活を送っている人には気化式の加湿器をおすすめします。
加湿器で冬場の湿度管理。乾燥は安眠の大敵
加湿器を使い始めてからというもの、いままでよりも寝やすくなったように感じます。
特に、深夜口や喉が乾燥して、それが気になって起きるということもなくなりましたし、起床時にも楽です。
我が家では寝る時にエアコンを消して、加湿器は朝までつけっぱなし。朝起きた時の湿度は、だいたい55パーセントをキープしています(加湿器を使用しないとだいたい40パーセント)。
ニュースやワイドショーなどでも話題になっていますが、乾燥は風邪などのリスクも高まるので、やはり適度な湿度管理は健康のためにもいいでしょう。
特に、冬場は毎日使うものですし、お手入れや衛生管理、その他のなどを考慮して、少々高くても良い加湿器の購入をおすすめします。特にふとんで寝る生活を送っている人には、シャープの加湿器のように、本体に高さがあり、加湿方式が気化式のほうがいいでしょう。
以外とあなどれない、冬場の乾燥。すこしも加湿対策を行い、よりよい眠りを目指してください。