動物好きな人というのは、結構いますが、その中でも猫と犬ってとりわけおおいのではないでしょうか。
私の周りでも、猫好き犬好きの方が大勢いるし、実際に飼っていらっしゃる方も多いです。そういう人は飼っているペットに関わる写真やグッズ、読み物にいたるまで興味関心は広い。
私はというと猫好きでして、飼ってこそいませんがついつい動画とか見ちゃう。そして猫漫画とかに結構ひかれます。
今回おすすめするのは、ほのぼの日常に癒される、かわいい猫漫画「ねことじいちゃん」。
タイトル通り、猫とじいちゃんの暮らしを描いたほのぼの漫画ですが、猫をはじめ出てくる人々がとにかくかわいい。私が読んだことのある猫漫画の中でも圧倒的に猫がかわいいと感じました。
読んでいてとてもほっこりしたので、寝る前読書におすすめしたいと思います。
猫がかわいい!ほのぼの日常を描く猫漫画「ねことじいちゃん」
方言がかわいい!名古屋(愛知?)弁のじいちゃん
「ねことじいちゃん」はおばあちゃんに先立たれたじいちゃんとその飼い猫のほのぼのした生活を描いた漫画です。
作者のねこまきさんは名古屋を拠点にされているということもあり、この漫画にでてくるじいちゃんは名古屋(愛知?)弁をしゃべります。
このじいちゃんの名古屋弁がなんともかわいい!最近、漫才師の博多華丸大吉さんや千鳥さんなど方言を売りに活躍されている方が多いですが、方言ってキャラクター感が強くなるような気がします。。
じーちゃんの使う言葉が「だがね」、「どーしやす?」、「だでよー」などの名古屋弁なので、なんとなく流れるリズムからしてほのぼのとかわいい。方言ならではの良い質感を伴っています。
「ねことじいちゃん」が標準語でできた漫画だったら、ここまでほのぼのした感じにはならなかっただろうと思うぐらい、じいちゃんの名古屋弁が生かされている漫画です。
水彩を生かした、柔らかでほのぼのとした絵柄
「ねことじいちゃん」にはたくさんの猫やじいちゃん、ばあちゃん、他にも人々がほのぼのと描かれています。
絵柄は丸っこく、キャラクターを描く線までなんともまろやかな優しさが感じられます。
トーンなどを使わず、水彩の絵柄もこのほのぼのしたこの漫画の作風にどんぴしゃ。
どのコマをとっても、ふんわりと柔らかな雰囲気が漂い、「ねことじいちゃん」の舞台となっている海沿いの町の、のどかな日常が伝わってきます。
私的に猫漫画の中でも「ねことじいちゃん」の猫は特にかわいい!
猫の漫画って色々ありますね。ぱっと思いつくだけでも「ホワッツマイケル」や「今日の猫村さん」、「アタゴオル」など様々。犬派、猫派の言葉もあるようにペットで人気の両巨頭の一角をになっています。
私もこれまで色々な猫漫画やを読んできましたが、そんな中でも「ねことじいちゃん」にでてくる猫はとくにかわいく感じられます!
もちろん個人的な好みも入っていますが、ねこまきさんの描く猫の普段の佇まいや、のびをする姿など、猫の絶妙に丸っこいフォルムがなんともかわいいのです。
漫画などで、あまり猫のフォルムをデフォルメしすぎると、本来のかわいさから離れてしまう場合もあります。かといって、そのままのフォルムで描いても猫の本来持つかわいさからは脱却できません。
「ねことじいちゃん」で描かれる猫は、リアルさとデフォルメ感のちょうど良いところを捉えた、これまでの猫漫画のなかでも絶妙にかわいいフォルムに仕上がっていると感じました。
寝てても、散歩してても、めしくってても、抱っこされてても、どのポーズの猫もかわいい。
かわいい猫が愛でられる漫画をお探しの方には、断然「ねことじいちゃん」をおすすめします。
じいちゃんや友達なんかもかわいい
猫ももちろんのこと、じいちゃんやその友達、他に描かれる人間達もめちゃくちゃかわいい!
猫漫画というと、猫だけにフォーカスされがちですが、きちんとじいちゃん達の造形にまでかわいさがゆきとどいています。
丸くて、ころんとしてて、大体3頭身ぐらい。そんなじいちゃんたちの世間話の風景だけでもほのぼのと癒やされます。
猫といいじいちゃん達といい、これだけかわいらしいキャラクター達を描けるバランス感覚はなかなかのもの。
かわいい絵柄というのは、結構子供向けっぽくなりすぎたり、ちょっとシュールな路線にいったりとバランスが難しいものですが「ねことじいちゃん」は絶妙なセンスが感じられます。
作者のねこまきさんはもともと漫画家ではなくイラストレーターということもあり、このすばらしいバランス感覚で描けるのでしょう。。
ほのぼの日常ストーリーが寝る前の読書にぴったり
かわいい猫やじいちゃんなどが織りなす、ほのぼのとした日常。
「ねことじいちゃん」を読んでいると、そんなほのぼのとした世界観に気持ちがほぐれていきます。
基本的には大きな事件などもおこらず、平和な海沿いの町を舞台に繰り広げられる日常を描いたかわいい猫漫画。こういう日常生活を描いた漫画って何度でも読めるし、いつ読んでも安心感を得られるよさもあります。
ちょっぴり切ないところも出てきますが、全体としては読んでいると心が温かくなるタイプの漫画。
「ねことじいちゃん」はたくさんの短い章で構成されていることから、寝る前の読書の時間にでも区切りよく読めるところもおすすめの理由。
寝る前のひと時、読書しながらかわいい猫とじいちゃんの生活に癒されてはいかがでしょうか。