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【名言】「ご笑納下さい」高田文夫選!芸人の粋な名言集

高田文夫選。芸人名言集「ご笑納下さい」 よく寝る本

本日も寝る前の読書におすすめの本を紹介いたします。

私の日課、寝る前の読書とともに、落語を聴くというのがあります。

読書を終えたあと、iPodでその日の落語を選んで、聴きながら寝付くという習慣。

なんとも気楽な気持ちになれるので、ずっと習慣にしています。最近読んだ本ではビートたけしさんも寝る前に落語を聴いているのだそう(参考:「いだてん」注目!たけし演じる志ん生がわかる「やっぱ志ん生だな」

噺のそのものの面白さもさることながら、芸人さんの持ち味、芸の面白みなんかも好きで、噺家さんによって同じ噺でも全然違うところが落語の魅力。

芸人さんというのは、色々常人にはない経験を経て、その面白みを獲得していくのだと思います。

本日紹介するのは、そんな芸人さんや俳優さんなどの名言(笑言?)を集めた、高田文夫さんの「ご笑納下さい」。

お笑い界の影の番長とも言える高田文夫さんが長い芸能生活で見聞きしてきた名言集です。

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「ご笑納下さい」高田文夫選。笑いに生きる芸人さんたちの粋な名言集

選者の高田文夫とは?

「ご笑納下さい」に収録されている名言の選者高田文夫さんとは、日本を代表する放送作家でありタレント。

「ビートたけしのオールナイトニッポン」や「初詣爆笑ヒットパレード」など有名番組を数多く手がけられた放送作家さんとして有名です。

また、落研出身で芸好きということもあり、たけしさん、立川談志師匠をはじめ数多くの芸人さんとの交友も深いです。

ご自身も立川流Bコース(立川談志師匠が作った落語立川流では芸能人が弟子になれるBコースというものがある)に在籍し、立川藤志楼という名前でも活躍しております。

日本大学では落研に所属しており、同期には才能を期待されながらも夭折した古今亭右朝、後輩には落語映画の名作「のようなもの」の森田芳光監督がいます。

お笑い芸人を長く見続けてきた審美眼

高田文夫さんは放送作家であり、またご自身芸人好きということもあって、長年にわたり芸人さんと親交をもっています。

だからこそ、昭和から現在までの多くの芸人さんの面白いことを見聞きしてきたでしょうし、また人づたえでこんなことを言っていたなども耳にしてきたことでしょう。

また、芸人さんだけでなく、同じ放送作家の永六輔さんなど幅広い分野にも顔が聴く高田文夫さん。

だからこそ「ご笑納下さい」には日本の芸能界においてぽろっと出てきた、ヘタすりゃ消えていくような、だけれども味わいのあるものが数多くピックアップされていました(関連:西原理恵子先生の強さ。綺麗事じゃ無い「洗えば使える泥名言」)。

「ご笑納下さい」は粋な感じの名言が多い

老人

一見華やかな芸能社会。テレビなんかで毎日きらびやかに取りざたされていますが、実際にはシビアなことも多いでしょう。

本書でもそんな中を生き抜く芸人さんや、テレビには出ていないけれど舞台やお座敷で芸事を売る人々、街中でふっと聞こえてきたことなど幅広く収録されています(関連:当事者ならではの分析力!髭男爵山田ルイ53世の「一発屋芸人列伝」)。

全体的に馬鹿馬鹿しかったり、面白かったりな名言なんだけれども、「ご笑納下さい」にどことなく選考基準に「粋(いき)」を感じました。

高田文夫さん自身江戸っ子で、野暮ったいものは嫌いなのでしょう。

いかにも名言だってんじゃなくて、笑言の中にどことなくシニカルであり、でもさらっと流れていくような粋さをあります。

「ご笑納下さい」高田文夫が選ぶ名言の抜粋

「ご笑納下さい」に収録されている高田文夫さんが選んだ名言、笑言、金言の中で、私が気に入ったものをいくつか抜粋させていただきます。

・芸者の子タチツテトンとカナを読み(川柳)
・人間万事可愛げ(高田文夫)
・型がある人間が破るから型破り(中村勘三郎)
・恋が着せ、愛が脱がせる(伊勢丹のポスター)
・テレビが開局60年記念とか言って騒いでいるけど、この60年でこれだけ堕落したジャンルって珍しいんじゃないかな(永六輔)
・あいさつにスランプなし(松村邦洋)
・倍返しより恩返しだ(松村邦洋)
・マカオのおかま・談志が死んだ(立川談志)
・お金を持ってる事がバレないように生きるのが大変(蛭子能収)
・シューマイの数だけグリンピースはある(若手漫才師)
・70過ぎたから、もう友達は減らしていく(タモリ)
・元日を稼ぐ因果の芸渡世(小沢昭一)
・芸人の実力と荷物の多さは、反比例の関係(山田ルイ53世)
・アホちゃいまんねん、パーでんねん(月亭八光)
・江戸は八百八町なの?数えた?(となりの客)
・ストライクゾーンは、18歳から灰になるまで(ウド鈴木)
・オレが死んだら熱湯かけてくれよ(上島竜兵)
・鼻水はリアクション芸人にとってダイヤモンド(出川哲朗)
・どこでもいい!オレが座ったところが上座だ(立川談志)
・おい婆ァ、元気そうだな。嬉しそうだな。いい事あったか?爺さん死んだか?(毒蝮三太夫)
・ボウフラが人を刺すよな蚊になるまでは泥水飲み飲み浮き沈み(都々逸)
・酒の相手に遊びの相手苦労しとげて茶の相手(都々逸)
・楽しみはうしろに柱前に酒左右に女ふところに金(男の夢)
・迎えの拍手は昨日までの人気。降りる時の拍手は今の人気(古今亭今輔)
・同業に悪く言われて金ができ(古今亭志ん生)
・人は誰しも弱っている姿を見られたくない(高倉健)
・芝居の情は、毛穴から出る(藤山直美)

他にも数多くの名言、笑言、金言を収録。それぞれに高田文夫さんの解説があり、それがまた面白いです。

高田文夫さんが選んだ馬鹿馬鹿しいような言葉の中に、切れ味の鋭い名言がすっと紛れていて油断ならない「ご笑納下さい」。

寝る前の、一時の読書のお供に。ちょっと毛色の違う名言集をどうぞ。

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