スポンサーリンク

ギリシア神話を体系的に知りたいならこの本がおすすめ

体系的にわかりやすい本「一冊でまるごとわかるギリシア神話」 よく寝る本

本日も快眠を目指すため、寝る前読書にぴったりな本をおすすめします。

小学生の時からずっと気になっていたもの。それは神話。

東西問わず、神話に興味を持ち続けており、ちょくちょくそれらに関する本など読んできました。

興味があって読んではいるのですが、どうも体系的に覚えきれないという難点がありました。

あんまり物覚えがいい方でないというのもあるのですが、今まで読んだ神話の本はストーリー重視で全体像や流れがわかり辛いものが多かったように思います。

そこで今回購入したのが「一冊まるごとわかるギリシア神話」。

寝る前の時間にちょいちょい読み進めていたのですが、壮大なギリシア神話の世界とその流れがわかりやすく書かれていました。

わりと現代で読まれる物語や、生活にも影響のあるギリアシア神話の世界がわかる一冊です。

スポンサーリンク

体系的にわかりやすい「一冊でまるごとわかるギリシア神話」

なぜギリシア神話なのか

神話といってもいろいろあります。

日本の神話、ギリシア神話、インド神話、北欧神話などなど。

その中で今回ギリシア神話を知りたいと思ったのは、わりと生活の中に身近にあるものだからです。

たとえば星座などはギリシア神話からきたものが多いですし、英語の暦もそれから来ています。

また、小説や漫画、ゲームなどでもギリシア神話を基にしたものがたくさんあるので、知っているとそれらの理解力がより深まると思い読むことにしました。

小学生の頃から本は手にとっていたけれども

図でもわかりやすい「一冊でまるごとわかるギリシア神話」

小学生ぐらいのころから、神話に興味があり、特にギリシア神話系のものは図書室にも本があったので借りたりもしていました。

しかし、そのころあった本はどれもストーリー重視。物語としての内容で読み物としては面白いのですが、なかなか体系的なものがわかり辛かった記憶があります。

ヘラクレスノ話やペルセウスの話など面白くはあるのですが、全体的にどういうつながりがあるのかわかり辛く、結果なかなか全体像をイメージし辛いことに。

全体像をイメージし辛いとそれぞれの神々や英雄とのつながりもよくわからず、一度ちゃんと把握したいなと思っていました。

体系的によくまとめられた本

石像

「一冊でまるごとわかるギリシア神話」はそれぞれの神の関係性や流れがよくまとめらた本です。

いわゆる物語的な本でなく、あくまでギリシア神話の全体像を解説した本。

神々の創生、誰から誰が生まれ、どのような関係性にあるのか。それらの流れもわかりやすく解説されており、ギリシア神話が体系的にわかります。

ゼウスから生まれた神々はなんとなく知っていたのですが、カオス、ガイア、タルタロス、エロス、ウラノスなどがどのようなつながりをもっていたのかなど、図で系統がわかりやすく紹介されていたのがありがたかったです。

それぞれの神々をしっかりとイラストで描き分けるといったたぐいの本ではありませんが、それでも極力シンプルにギリシア神話の流れを紹介してくれているので、頭に入って来やすいです。

神々たちの恋愛模様

小学生の頃に読んだ、子供向けの本には載っていないようなこともたくさん載っていました。

たとえば美の神アフロディテは天の神ウラヌスの男根から生まれただったり、ゼウスが親類の女神から人間の女性にまで手を出しまくりなことまで。

ギリシア神話の主人公とも呼べるゼウスが、多くの女神に手を出していたことは知っていましたが、これほど親類と関係を持っていたとは知りませんでした(正妻のヘラも兄妹ですし)。

それと神々の嫉妬などの話も多く出ており、神話というのはある種、人間の持つ本性のようなものを反映させたものなのだなと感じます。

人類が世界を把握しようとした軌跡

ギリシア

「一冊でまるごとわかるギリシア神話」を読んでいて感じたのは、神話というのは人類が世界を理解しようとしてきた想像の歴史なのだということです。

たとえば、麦は育つ時期と育たない時期が分かれています。言い換えれば主食として重要な麦が地上に生育する季節と生育できない季節があるということ。

ここで農業の女神のデメテルの娘でペルセポネという女神がでてきます。

神話では麦の化身とされるペルセポネは冥王ハーデスに見染められ、冥界へと連れ去られます。

しかし、それはペルセポネの本意ではなく、地上に戻りたいと願いました。しかし冥界の食べ物を口にしたペルセポネは死者の国との縁を断てません。

しかしペルセポネの気持ちも分かるので、ゼウスは一年の3分の1を冥界で暮らせば、3分の2を地上で暮らして良いと許可を出しました。

つまり、ペルセポネは死者の国の女王であると同時に、地面から生えて成長し、収穫されて地上からなくなることを毎年繰り返す麦の化身でもあるのです。

なぜ、季節によって麦や植物が育たないのか。これらの事象を納得するために古代の人類はこのようなペルセポネの神話を作り上げたのでしょう。

まだ科学というものがない時代、それでも様々な理屈につかない事象はおこり、それらの理解を試みる。

そういう世界の仕組みを把握しようという人々の創造性から壮大なギリシア神話は生まれて行ったのだと思います。

短く区切られているので、寝る前の読書向き

そういう人類が築き上げてきた想像の軌跡をギリシア神話から楽しめます。

おそらくこういうことを理解しようとして、このような神や物語を考えついたのではとイメージしながら読むのも楽しかったですよ。

一つ一つの話題も3〜5ページほどで短く区切られているので、さくさくと読めます。

短く区切られているので、寝る前の時間にもちょうど読みやすい本です。

いままで、ギリシア神話に興味はあったけど、何を読んでいいか迷っていた人にはおすすめの一冊です。