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【めだかの屋外飼育】手間がかからず楽!自然任せでおすすめ

屋外でのメダカ飼育は手間がかからず簡単ライフスタイル

私の趣味の一つに、メダカを飼うことがあります。

私は自営業のフリーランスデザイナー。一人でやっているので仕事場は割と自分の好きな感じにしています。

室内は観葉植物を多めに、そして屋外にはメダカを飼育。仕事場は一軒家なのでこの辺は自由度が高いです。

めだかのいいところは、見ていて癒されるのと、増やす楽しみ。

本格的なメダカ飼育の人のように、種類ごとに分けて血統を増やす的なことはしていませんが、それでも毎年メダカの卵を孵化させて新しいこたちを誕生させるのを楽しみとしています。

メダカを飼育するとなると、ポンプやら設備やら大変そうという方にも安心。

手軽で楽しい屋外メダカ飼育の魅力を紹介させていただきます。

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めだかの屋外飼育の魅力。自然の力にまかせましょう。

めだかは室内よりも屋外で飼育した方が楽です

屋外でのメダカ飼育は楽

今までめだかを育てた経験のある方はどれくらいいるでしょうか。なおかつ室内で育てた経験のある方。

金魚や熱帯魚、メダカなどでもそうですが、室内で育てようとなると水の浄化装置やエアーポンプって必要になってきます。

常に電気をつけておかなきゃならないし、そういうのを揃えるのも結構面倒(生き物を育てるのだから、ある程度の面倒はしかたありませんが)。

しかし、我が家の屋外で育てているめだかにはそういう電気を必要とする道具は一切使っていません。

屋外に置くことで、自然界の力を活かし水の浄化や水中への酸素供給がうまくいくように仕向けているのです。

室内飼育よりも圧倒的に簡単なめだかの屋外飼育の方法を説明したいと思います。

うちのメダカ飼育の道具と手順

私が屋外メダカ飼育のために取り揃えているのは容器、赤玉土、水草、水、エサの以上です。電気を使うものは一つもありません。

まずは容器。うちでは石臼(餅つきなどで使う方)、大きめのツボ、コンクリをこねるトロ舟の三つで育てています。

ある程度水がたくさん入って、なおかつ屋外に置いておいても耐久性のあるものならば大丈夫でしょう。

その容器に赤玉土と呼ばれる、園芸店などで売っているものを加えます(サイトによってはお湯をかけて殺菌した方がいいというところもありますが、しなくても大丈夫だと思います)。

さらにそこへ水を入れます。たっぷりと。かなり濁ってくるので一日くらい置いておきます。翌日濁りが減ったら水草を赤玉土のところへ植えて一通り完成です。

基本はこれだけ。

自然界の濾過バクテリアと水草でメダカ水槽の水質を安定に

屋外でのめだか飼育でポイントとなってくるのが赤玉土と水草

赤玉土というのは多孔質と呼ばれ、表面に細かい穴がたくさん空いている性質を持っています。この細かい穴が大事。

赤玉土をめだかの水槽の底に敷いて屋外におくと、次第にその赤玉土をねぐらに濾過バクテリアを増殖させる効果があります。

濾過バクテリアというのは水質を濾過し、浄化させる力を持つ、自然界にあるバクテリア。水槽を外に置いておくと自然に水中にとりこまれるそうです。

ただ、住むところがないと増殖しないので、そのためにも赤玉土が必要になってきます。

それと水草は水中に酸素を供給したり、メダカの糞尿や食べ残しのエサなどを栄養として成長したりします。

(ただ、このバクテリアの繁殖や水質の安定にはちょっと時間がかかります。まずは最初のうちに元気なメダカを2、3匹から始めておくと、水質が安定しやすいとか。水質が綺麗な状態を保つようになってからメダカを増やすのをおすすめします。)

濾過バクテリアと水草がうまく働けば、水は綺麗で透明な状態を保ち、とくに手入れしなくても快適なメダカ飼育と鑑賞を楽しむことができます(水は蒸発してくるので時々差し水を。水道水にはカルキがあるので、汲み置きの水をお使いください)。

屋外めだか飼育の注意点

メダカの天敵はトンボ(ヤゴ)

上記のように、屋外飼育だと濾過バクテリアを効率的に取り込み、また水草なども光合成を活発に行い酸素供給もしてくれるので、濾過装置やエアーポンプを設置しなくても自然の力でメダカを元気に飼育できる環境が整います。

エサや時々蒸発した分の水を補充するぐらいで、比較的簡単にメダカを育てられるのが屋外飼育の魅力。

ただ、屋外めだか飼育で注意して欲しいことが2点あります。一つ目は夏場の直射日光。二つ目は鳥とトンボに気をつけるということです。

一つ目の注意点である夏場の直射日光は、あんまり熱くなりすぎるとメダカが暑さにまけてしまいます。これはすだれなどで日陰をつくって対処すると良いでしょう。

二つ目の注意点は鳥やトンボ。私は飼い始めの頃痛い目を見ました。

ある日メダカを飼っている石臼のあたりがカラスの鳴き声でうるさい。外に出てみるとカラスが飛び立ったところでした。水槽をのぞくと何匹もいたメダカが2匹だけに。まさかカラスに食べられるとは。

もう一つはトンボ。トンボというよりは水槽に産み付けられて孵化したヤゴがメダカの天敵です。私は一昨年、これでメダカを全滅させられかけました。

屋外飼育をしていると、知らない間にヤゴが羽化していることがあり、気づいた時にはメダカが餌食になっているということもあります。

鳥やトンボ対策に、今では百均で買った網を被せてあります。鳥はもちろんトンボのお尻が入らないよう注意が必要。

上記の二つさえ注意しておけば、快適な屋外メダカ飼育が楽しめると思います。

どんな柄がうまれるか!メダカの繁殖の楽しみ。

メダカ稚魚

五月を過ぎて暖かくなると、メダカの産卵が始まります。卵は水草などに植え付けられます。

卵をそのままにしておくと、孵化した稚魚を親メダカが食べてしまうので、卵を別容器へと移し、孵化させることに。

生まれたメダカたちは数ミリ程度。これをある程度の大きさになるまで別容器で育て、もう親に食べられないぐらいに成長したら親と同じ水槽に移します。

メダカのブリーダーの方たちは品種ごとに水槽を分けて、血統に気をつけながら繁殖させますが、私はその辺にはあまりこだわりません。

種類を分けずに、雑多に育てる楽しみは孵化した稚魚の柄がどうなるか未知数というもの。育てていくうちに、どのような柄の子が生まれたのかわかっていくという楽しみがあります。

いろいろな柄の稚魚が育っていき、案外柄によって大きくなり具合や性格の荒さなども違うようでそういうのを観察するのも楽しいですよ。

めだかを見ていると癒される

メダカは癒しの効果が高い

朝、仕事場に出勤した時、まずめだかに餌をやります。他にも休憩時間やお昼休みに水槽を眺めることも。

綺麗な水の中で、水草の間を悠々と泳ぐめだかを見ていると、なんとも和まされ、癒されます。

餌をパクパクと食べる姿は可愛いし、様々な柄のメダカが水中空間を色とりどりに泳いでいるのを見ているのも楽しいもの

熱帯魚や室内水槽は横からの楽しみですが、屋外でのめだか飼育は上からの鑑賞の楽しみ。

だからこそ、いろいろな背中の柄を楽しめるめだかにぴったりの飼育方法とも言えます。

めだか飼育のスタートはできれば暖かい季節になってからの方がいいでしょう。

暮らしにめだかの癒しを取り入れたいけれど尻込みしていた方へ。自然の力を活かした屋外飼育おすすめですよ。